蒼紅:第二十二話 襲来
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残光の解析によって得られた機能である。
銃身下部に搭載されているマーキングユニットを押し当てるか、銃で敵を殴りつけることで対象へ攻撃を誘導させるコードを植え付けて誘導レーザーを連射することが出来るのだ。
ボーダーUとブリッツダッシュ同様、イオタの残光の解析によって得られた機能のホバリングを駆使して空中での誘導レーザーを連射して破壊し、次のロボットにもブリッツダッシュで突撃して誘導レーザーを当てていく。
ブリッツダッシュは壁や天井、障害物を利用することで縦横無尽に飛び回ることが可能だ。
これはソウが壁や障害物を利用し、マッハダッシュで高速で上昇、下降するところから着想を得ている。
ブリッツダッシュとホバリング、これらによってGVは当然として直線的な機動に限れば紅き雷霆の能力者であるソウのマッハダッシュにも匹敵する機動力を会得した。
『アキュラ君!こっちはバッチリ温まってるよ。そろそろ僕の出番じゃないかな?』
ABドライブが充分温まったことでロロも万全の状態となり、アキュラに話しかけてくる。
「フン、いいだろう。ロロ!汎用戦闘シフトっ!!モード“P-ビット”!!」
『了解!バトルポッド・RoRo(ロロ)展開!』
ロロが飛び出し、アキュラの戦闘補助を行える状態となり、複数のビット制御も担当する。
『よーし、やっと出番だ!おっとそうだ、アキュラ君。ブリッツの残量には気をつけてるかい?ブリッツダッシュやカゲロウを使うと消費されるブリッツ…地上にいれば自動で回復するけど、リロードすることで即回復出来るぜ?リロードは空中でも出来て地上への攻撃にも使えるけど、凄い勢いで着地しちゃうから足元には注意することだね』
「…要らん忠告だ」
このヴァイスティーガーとボーダーUの設計から製作は誰がやったのかを忘れてはいないだろうか?
エクスギアで培ったEXウェポンの蒼き雷霆を疑似再現したスパークステラーで破壊しながら進むと、皇神の能力者らしき人物がいた。
「おや?これはこれは…まさか生きていたとはね…」
変身現象を起こしている能力者は意外そうな物を見るような表情でアキュラを見つめていた。
「その姿…皇神の能力者か。答えろ、ミチルを攫ったのは貴様達か?」
「答えはYES。そして久しぶりだね少年?」
「俺に能力者の知り合いはいない… 大人しくミチルを返せ。そうすれば、比較的安らかに神の御許へと送ってやろう」
「ふむ、そう言えば彼との愛の逃避行の時は性別を超越していたからこの姿は初めてだったね…ならば見せよう。我が愛をっ!!」
鏡が現れ、反転するとアキュラからすれば見覚えのある姿となる。
「私の愛は変幻自在。性(ジェンダー)の壁をも乗り越えて全てを包み込む…究
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