第二十二話 それなら別のものを
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第二十二話 それなら別のものを
某脚本家さんはイギリスのお話を聞いてあたらめて言いました。
「じゃあ他のもの食うか」
「とはいってもイギリス君だからね」
今度はロシアが応えました。
「お料理はね」
「俺が作るからな」
この人自慢の腕を披露してくれるというのです。
「だったらいいだろ」
「そういえばイギリス君のお料理って上手な人が作れば美味しいんだよね」
「おい、俺のシェフの人達は何だよ」
イギリスは今度はロシアに言いました。
「下手糞だってのかよ」
「そう言うしかないよ」
「くそっ、けれど確かにこの人の料理はいいからな」
イギリスは脚本家さんを見てまた言いました。
「だったら期待するか」
「ローストビーフに目玉焼きにな」
脚本家さんは早速メニューを出しました。
「フィッシュアンドチップスにビーフシチューだな」
「動物性蛋白質ばかりだな」
ドイツはそのメニューを聞いて思いました。
何はともあれ一行はネス湖を離れて脚本家さんのお料理を楽しむことになりました、未確認動物の次はこちらでした。
第二十二話 完
2019・9・22
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