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英雄伝説〜灰の騎士の成り上がり〜
第42話
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いう問題ではないのですが…………というか未来のキーア、何気に未来のネタバレをしていますよ。」
一方呆けた様子で機甲兵達を見回した後無邪気な笑顔を浮かべたキーアの発言にロイド達が冷や汗をかいて表情を引き攣らせている中未来のキーアは苦笑しながら指摘し、未来のキーアの言葉を聞いたティオはジト目で指摘した。

「話を戻すけど…………クロスベル警察での機甲兵の緊急配備は特務支援課(あなたたち)だけじゃなく、一課にも緊急配備される事になっているから、あまり気にする必要はないと思うわよ。」
「ええっ!?い、一課にも機甲兵が!?」
「車の事を考えると、どうせ一課には一人一機配備されているんだろうぜ。」
「ま、まあまあ…………あたし達にも四機も配備されているんですから、十分過ぎる戦力ですよ。」
ルファディエルの説明を聞いたロイドは驚き、疲れた表情で呟いたランディにノエルは苦笑しながら諫めた。

「そ、それよりも…………これからあたし達が使う事になるこの機甲兵達って、どこに保管すればいいんでしょう?」
「そ、それは……………………」
「どう考えても支援課のビル周辺に保管スペースはないし、そもそもこんな存在を支援課のビル周辺に保管していたら町の人達に不安を抱かせるかもしれないわよね…………」
「第一操縦の仕方も車とは全く違うでしょうから、機甲兵の操縦についての講習を用意して欲しいのですが…………」
ユウナの疑問を聞いたロイドは答えを濁し、エリィとセティは疲れた表情で溜息を吐いた。

「保管場所については郊外の適当なスペースでいいとの事だ。それと市民達に不安を抱かせない為の配慮も既にしてある。」
エリィの疑問に答えたセルゲイは懐から取り出した端末を操作した。すると機甲兵達はその場から消えた。
「ええっ!?き、消えた!?」
「”ステルス機能”…………まさかとは思いますが結社の技術ですか?昨日の時も、メンフィル帝国軍の戦艦はステルス機能を使ってカレル離宮の上空まで潜入できましたし…………」
機甲兵達が消えた事にユウナが驚いている中真剣な表情で推測したティオはジト目で訊ねた。
「そうよ。ちなみに”転位機能”も搭載されているとの事だから、洞窟やジオフロントと言った通常なら機甲兵は侵入できない場所でもその機能を使えばその場に呼び出せるとの事よ。…………まあ、転位機能を使うには機甲兵に霊脈から霊力をある程度チャージしておく必要があるとの事だけどね。」
「”転位”までできるなんて、ほとんど騎神と大差ありませんね…………」
セルゲイのように端末を出して再び機甲兵達を現わしたルファディエルは説明を続け、ルファディエルの説明を聞いたエリナは呆けた表情で呟いた。

「で、セティが言っていた機甲兵の扱い方に関する講習の件だが…………」
「―――――
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