第42話
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……」
「うーん、採取して調べてみたいけど、何か嫌な予感もするんだよね〜。」
「まあ、状況を考えたらエレボニアの”呪い”とやらが関係しているんだろうから、下手に触らないほうがいいと思うぜ。」
セルゲイの説明を聞いたエリナとセティは考え込み、シャマーラの言葉を聞いたランディは疲れた表情で指摘した。
「課長、ルファ姉。話の流れからして特務支援課(俺達)は遊撃士協会と協力して、クロスベルの各地に現れた”幻獣”の討伐、並びにプレロマ草の調査をする事になったのでしょうか?」
「いや…………”幻獣”の討伐に関してはそうだが、プレロマ草に関しては見つけ次第何らかの方法による”処分”でいいとの事だ。」
「それとその”幻獣”の討伐の件だけど、ヴァイスハイト皇帝たちは貴方達が効率的に”幻獣”を討伐できるための”手段”も用意したとの事よ。」
「へ…………あ、あたし達が”効率的に幻獣を討伐できるための手段”、ですか?」
ルファディエルの説明の内容が気になったユウナは不思議そうな表情で訊ねた。
「――――――クロスベルの郊外の西クロスベル街道に既にその”手段”を用意しているとの事だから、今から俺達についてこい。」
そしてセルゲイはロイド達を促し、ロイド達はセルゲイ達と共にクロスベルの郊外に出るとそこにはロイド達にとって驚愕の存在が待機していた。
〜西クロスベル街道〜
「こ、この人形達って確かエレボニアの内戦時に現れたという貴族連合軍の新兵器の…………!?」
「”機甲兵”…………」
目の前に待機している機甲兵達を見たノエルは驚きの声を上げ、ティオは呆けた表情で呟いた。
「”汎用機甲兵”の”ドラッケン”を強化した”ドラッケンU”、ドラッケンの上位機体である”シュピーゲル”の強化機体の”シュピーゲルS”、”重装機甲兵”のヘクトルの強化機体の”ヘクトル弐型”、そして”高速機甲兵”ケストレルの強化機体である”ケストレルβ”。…………いずれも内戦の際にメンフィルの諜報関係者によって判明した機甲兵の構造等をメンフィルがクロスベルの技術者――――――要するにエイフェリア元帥達と共同で開発した機甲兵の強化機体よ。見ての通り、それぞれの機体を1機ずつ特務支援課に配備される事になったわ。」
「ええっ!?これらの機甲兵が特務支援課に…………!?」
「ちょ、ちょっと待ってくれ、ルファ姉!さっきの話の流れからしてこの機甲兵を使えば、”幻獣”の討伐は捗るだろうからヴァイスハイト陛下達が俺達に融通したのかもしれないけど、幾ら何でも機甲兵を特務支援課に配備するとか無茶苦茶じゃないか!?」
「だよなぁ?”兵器”を警察の一部署に配備するとか、いろんな意味でヤベェだろ。」
ルファディエルの説明を聞いたユウナは驚き、ロイドは焦った様子で意見し、ランディは疲れた表情でロイ
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