暁 〜小説投稿サイト〜
蒼と紅の雷霆
蒼紅:第十八話 蒼き雷霆(アームドブルー)
[8/8]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
る彼らの姿を、ただ立ち尽くし、眺めるしかない。

やがて、彼らの姿は立ち昇る朝日の中へと消えていったのであった。

「…………」

テーラは不安そうに空を見上げた。

皇神で最も厄介な存在であった紫電は倒れたことにより、自分の仲間達は遥かに活動しやすくなった。

しかし、それは…。

「(私は…どうすればいいのでしょう…)」

彼らと温かな時間を過ごしすぎたテーラはソウ達のことで苦悩する。

「テーラ…?」

「いえ、何でもありません…ソウ。まずは隠れ家に戻りましょう。必要な物を回収しなくては…私達は恐らく、皇神だけではなくフェザーにも追われることになります」

「…だろうな、フェザーの創設者であるアシモフを殺したんだ。全く…余計なことをしてくれたなあいつは……最後の最後まで頭に来る奴だったよ…一度も勝たせてくれずに…死ぬなんてな…」

「ソウ…あなたも…アシモフのことを…」

「あいつは気に入らない…それだけだ」

行く先をひとまず隠れ家に決めたGV達はそのままゆっくりと前進していくのであった。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ