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蒼と紅の雷霆
蒼紅:第十六話 復讐
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、金を、名声を手に入れていたんだ。貴様の父親のような能力者を利用する塵は俺達能力者に殺されたとしてもそれは当然で俺達能力者に文句は言えん。そしてそれに対して恨みを持つ資格など無い。理解出来たか?被害者面をし、勝手に逆恨みをしているだけの無能力者(屑)の息子がっ!!」

嘲笑と共にアキュラに父親への侮辱の言葉を叩き付ける。

幼少の頃から皇神の研究員から道具のように手酷く扱われ、勝手に造っておきながら能力が強すぎると言う身勝手な理由で廃棄を決められた過去を持つソウからすれば、それと同類の神園博士と言う人物は嫌悪の対象でしかない。

「ーーーっ!!父を侮辱したことを悔やめ!!魂まで残さず、神に祈る間もなくここで死ね!ソウ!!エクスギア、リミッター解除!仕留めし魍魎の魂!その罪架を以って!更なる罪悪を討ち祓わん!!ギルトコンビネーション!!」

敬愛する父親を侮辱する言葉に頭が怒りで真っ赤に染まる。

冷静さは消え去り、紫電とGVのことなどお構いなしに思考は目前にいるソウを討滅するために盾…エクスギアの武装を展開する。

「ククク…馬鹿が頭に血を上らせたか?周囲に甘やかされて育ったお坊っちゃまは沸点が低いようだな!!」

嘲笑を浮かべながらアキュラの攻撃にソウは対処していく。

「ブレイジングバリスタ!!」

メラクの亜空孔を再現したものを複数展開し、そこにデイトナの第七波動を再現した爆炎の矢を複数放ってソウを狙うが、カゲロウ込みでかわされてしまう。

「偶然でしょうが、私のレジデントオブエデンに近い攻撃ですね」

アキュラのSPスキルを見たテーラの呟きは爆音で掻き消されてしまう。

「ジェラシックゴルゴン!!」

エリーゼの第七波動の再現である石化の光。

初めて見る攻撃だが、メラクとカレラの疑似第七波動は見たので残りはパンテーラとエリーゼの疑似第七波動と予想していたので、即座に光を見ないように目を閉じる。

正解だったようでソウには何の影響もない。

「チィ!!穿て!アロガントファング!!」

石化光線で動きを封じた後に追撃で放とうとしたイオタの疑似第七波動の武装を放つ。

アキュラが集め、造り上げてきた全てはソウと言う能力者を滅ぼすために使われた。

「奪い取れ!グリードスナッチャー!!」

レーザーとビットで動きを制限した後にカレラの第七波動を再現した弾丸がソウに直撃する。

これは能力者の第七波動の流れを乱し、空気中に拡散することで一時的に能力を無効化する弾丸なのだ。

「よし…!!」

これでソウの第七波動は封じたと、この時のアキュラは思っていた。

「惑え…!世に仇たる天魔を滅する!この手が罪にまみれても!咎ある魂を、神の御許へ!!ラストドップラー!!天魔
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