蒼紅:第十四話 電光
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き物が現れた。
「第九世代戦車…の改良型か?」
「はい、気をつけて下さい。ミサイルにはビームが内蔵されていて火力も機動力も前の機体よりも大幅に向上しています。」
この改良型マンティスはテーラがスパイをしていた時点で既に考案されていたので、目の前のマンティスの情報を教える。
「なるほど…」
テーラの情報通りにミサイルにはビームが内蔵されており、時折跳ねてくる為に以前の機体より確かに戦いにくい。
「だが、問題ない。俺の雷撃鱗ならこの程度のビームは防げる。頭部を狙ってコアを剥き出しにした後に全員で集中攻撃だ」
「「了解」」
少なくとも弱点は変わっていないようなので、頭部を攻撃し、剥き出しになったコアに集中攻撃するとマンティスは簡単に破壊された。
「一応最新型なのですが、大したことはありませんでしたね」
「一応3人がかりなんだ。これくらいのことが出来なくてどうする」
「兄さん、テーラ…先に進もう。」
再び前進すると、二機目のマンティスが立ち塞がる。
「…懲りないな…足場は悪いようだけど…関係ない!僕達を阻む者は…塵と還す…までだ!」
「テーラ、足場を頼めるか?」
「分かりました。鏡よ!!」
鏡の足場を複数展開し、GVとソウはそれを利用してマンティスの頭部を攻撃し、剥き出しになったコアに攻撃を当てて破壊する。
『よっし!やったようだな!こっちも朗報だぜ?コントロール施設の制圧が完了した。いつでもお前らを送り出してやれるぜ!後はお前らが軌道エレベーターに乗り込むだけだな!』
「よし、GV、テーラ。このまま一気に駆け抜けて突破するぞ!!」
「「了解!!」」
ジーノからの朗報にGV達はやる気を滾らせ、ソウを先頭にして先に進むが、途中で大きな穴のある場所に出た。
向こう岸までかなり離れているようだ。
『2人共、雷撃鱗を張りながらジャンプして!ホバリングを使えばきっと!』
「やってみます」
「テーラ、捕まれ!」
「はい!!」
GVとソウは雷撃鱗のホバリングで何とか飛び越えることが出来た。
テーラはソウに抱えられながらだが。
そして三機目のマンティスが姿を現した。
「二度あることは三度ある…。確か、この国の諺だったな…何度来ても同じだ…!こんな玩具、僕達が打ち砕く!!」
「いい加減、飽きてきたぞ…!!」
「そろそろ終わりにしましょう!!」
頭部を集中攻撃され、剥き出しになったコアに3人での同時攻撃で容易く沈黙した。
「「「撃破完了」」」
『よっしゃ!後少しで軌道エレベーターだな。それにしても凄ぇなテーラちゃん。GVとソウについていけるなんてよ?このミッションが終わったらフェザーに
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