97部分:小さな橋の上でその十三
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対して悪びれずに返した。
「それでな」
「どういうことよ、それって」
「だからよ。体力も運動神経もあるだろ?」
明日夢に顔を向けての言葉だった。
「ちゃんと。だからな」
「リュック持つなんて考えなかったの」
「発想すらなかったな」
こうまで言う。
「全くな」
「それで未晴は」
「持ったの」
「竹林は御前等と違うだろ?」
このことをあえて強調してきた。
「全然な。無理はさせられないんだよ」
「何か私達サイボーグみたいに扱われてるけれど」
「どうなのよ、それって」
「そんなに嫌だったらもう少し大人しくなればいいだろうがよ」
正道の今の言葉は少し逆キレめいたものになっていた。しかしそれでも言うのだった。
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