第二章
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「是非です」
「そうか、ほなな」
「はい、それではですね」
「この街のこと何とかさせてもらうわ」
「お願いします」
こう話してだ、そのうえでだった。
欧はアグノンと共に街の異変、子供達の失踪と夜の通り魔そして下水道のモンスター達にあたることにした。まずはだった。
下水道のモンスター達だった、二人は街の下水道局から下水道のマップを受け取ったうえで中に入った。ここで欧は街のマップも受け取った。そしてその理由をアグノンに話した。
「やっぱり下水道だけやとな」
「私達が街の何処におるか、か」
「それがわかりにくいからな」
「それでやな」
「下水道と街のマップの両方を見て」
そうしてというのだ。
「比較しつつな」
「そのうえでやな」
「下水道進んでいきたいしな」
「そういうことやな」
「そして街のマップは」
これはとだ、欧はさらに話した。
「通り魔や子供の失踪を調べるにも」
「役立つな」
「それでや」
それが為にというのだ。
「街のマップもな」
「貰ったな」
「この二つを使って」
「今回のことをやってくな」
「これがわしの神託やと思うしな」
だからこそと話してだ、そのうえでだった。二人は下水道の調査をはじめた。モンスター達は下水道に入るとすぐに襲い掛かってきた。
欧はアグノンと共にモンスター達と戦った、欧は術だけでなく自身の神具である赤銅錘を使って炎等を起こしてだった。
モンスター達と戦って倒していった、そしてだった。
下水道の中を隅から隅まで調べていった、その中であるものを下水道の中に見付けた。それは何かというと。
黒く禍々しく光る宝石だった、欧はその宝石を見てアグノンに話した。
「こんなのあったらな」
「モンスターが出て来るのも当然やな」
「ああ、ブラッククリスタルか」
「モンスターを呼び寄せる呪われたアイテムか」
「こんなのあったら」
それこそとだ、アグノンに言うのだった。
「そらな」
「モンスターが呼び寄せられて」
「下水道モンスターだらけになるわ」
「ほんまにな」
「けれどな」
「このアイテム回収して」
「呪い解けばええわ」
そうすればいいというのだ。
「それでな」
「ほなな」
「回収や」
欧はアイテムを袋に入れて呪われない様に気をつけて持ってだ、そのうえで下水道を出て市長にことを話し。
欧は道士の能力の一つ解呪でアイテムの呪いを解いた、そうしてだった。
二人は一つのことを終わらせたと思ってほっとした、だがここで欧はふと思って。
ブラッククリスタルがあった下水道の場所と街のマップを重ね合わせて見てみた、そのうえでアグノンに言った。
「何かな」
「どないした?」
「いや、ブラッククリスタルのあった場所はな」
そ
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