第七十二部第二章 アウトカースト政府その二
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アウトカースト層の政府に関する情報をだ。
「各国政府間の外交こそ重要で」
「こちらはそれぞれの政府とマウリア政府が揉めない限り仕事はない」
「揉めることはありますが」
「貿易関係ばかりで」
外交ではあるがそちらがメインになるというのだ。
「通産省等の話で」
「その通産省のスタッフは本国にいる」
「我々は大抵留守番だけでいい」
「そうした立場ですから」
あくまで仕事はそうしたものなのだ。
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