蒼紅:第十一話 葬魂
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、元から心配なんてしてねえけどよ』
「やはり後で的になってもらうとしよう。」
『じょ、冗談だよな?』
「口は災いの元だよジーノ。心配はいいけど、憎まれ口を叩かれたり、兄さんから酷い目に遭うだけのことをしたって自覚は持っていて欲しいよ」
溜め息を吐きながらもGVは避雷針をロボットに撃ち込んで雷撃を流し込み、ソウはショットを連射して破壊していく。
そしてソウが最後に警報装置へチャージショットを撃ち込んで破壊した。
警報装置が破壊されたことでロックが解除され、奥に進めるようになったので先に進むとゲートモノリスを発見した。
『ゲートモノリスがあるな。破壊して先に進もうぜ』
2人でゲートモノリスを迅速に破壊して先に進むと、再び暗闇の空間に出る。
「雷撃鱗を使えば、多少は見えるけど…」
「最悪、メカとの接触も覚悟するべきか」
『暗いと不平を言うよりも進んで灯りをつけましょう…ってか?』
暗闇にGVとソウがうんざりしたように呟くと、ジーノが通信を繋いできた。
「ああ、ジーノってそんなに信心深かった?」
『いーや?単なるノリだよノリ!』
「…ふざけているのか…いや、元からか」
『どっちかってえと、俺はそういう歌詞のアニソンを思い出すね』
「アニ…ソ…ン…?何だそれは?」
「兄さん、アニメソングの略だよ。えっと…アニメの主題歌とかそう言うのだよ」
『お前もさ、もう少しそう言うのに関心を持てば良いんだよ。聞いたぜ?GVとシアンちゃん達と一緒に映画観に行った時もお前だけ早々寝たんだって?』
「興味がないからな」
『お前、そんなんじゃテーラちゃんに愛想尽かされちまうぞ。お前みたいな無愛想な奴を慕ってくれる娘なんて滅多にいないってのに』
「………とにかく進むぞGV。」
『あ、逃げやがったな。まあ、とにかくゲームにアニメに漫画…撫子美人…どれもこの国の宝だぜ』
「好きだね…君も」
取り敢えずソウを追い掛けるGV。
しばらく進むと床が荒れてトゲのような状態となっている床に差し掛かる。
「どうも床と天井が荒れてるみたいだ。鋭いトゲみたいになってる場所がある」
『大丈夫か?足を取られないようになるべく慎重に進んでくれ。天井に気を付けろよ』
荒れた床と天井に気を付けながら先に進むと、非常電源を発見して雷撃を流し込んで灯りを点けると、荒れた床の上に浮かぶプラズマリフターがあった。
「こいつは科学工場でも見たプラズマリフターか、GV。お前はこいつに乗って先に進め…俺は雷撃鱗のホバリングとマッハダッシュで行けそうだ」
GVはプラズマリフターを使い、ソウはマッハダッシュとホバリングを駆使して先に進む。
ソウの雷撃
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