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デジモンワールド Re:ミラクルディスティニー Realize
《第二章》「エラーの物語」
メモリー11.〈絶望的な未来と希望的の分岐路〉
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え続けていると声をかけられた。

「ねぇ・・・。きみ。私のパートナー知らないですか?」

声をかけてきたもののその姿は猫を感じるような容姿をしているが何処か悲しそうな外見。色合い的にはオレンジに近いようなレンガに近いような淡い橙色。

ラグル「私は・・・。・・・ラグル。デジモンとしての個体としてはメイクラックモン。もといこの姿の時はヴィシャスモードとも付け加えられる存在かな・・・。」

そう告げると改めて僕に確認を取ってくる。

ラグル「パートナーの名前は・・・。そう。ホライズン・サンダー。」

ラグルのパートナーを聞いた僕だったがそう言った名前の子は記憶の中になかった。ただ、ラグルは何かをためらいつつ名前を言ったことが気になった。だけど・・・。

タクミ「ごめんなさい。僕の知人とかじゃないです。もしそれが仮名じゃなければの話だけどね。」

それを聞くとラグルはふと何かにぶつかったような老けた顔ヅラになり話しかけてきた。
--本当の名前は忘れてしまった。普段は名前で呼ぶことがないくらい気があっていた。--っと。


タクミ「そうだ。ねぇ、ラグルはここがどこだかわかるかな?」

未知の場所ということを思い出した僕は思い出したかのように場所を聞いた。

ラグル「ここはDWの高原エリア・・・。ただ、きみのいた時間とは別の時間だけどね。」

そのことを聞いた僕は慌てて携帯端末を確認する。そこには2026年と記載されている。僕のいた世界は2017年の冬。約9年の時を超えていることに動揺してしまう。
無理もない。突然穴に落っこちただけで時間が経過しているからである。

タクミ「えっ、いや、なんで。2017年じゃないの!?」

ラグル「・・・。驚かせてしまったことには謝罪しますね。だけど、紛れもない事実なんです。まぁ、時間だけ経ってるだけで世界は同じだから不安がらないで。」

いやいや。不安になるしかないじゃないかと思いつつ日付を確認したあとに開かれたメールを見てラグルの表情が少し変わった。

ラグル「!?。もしや、いや。まさか・・・。」

タクミ「ラグル?どうかしたの?」

ラグル「いえ。なんでもないです。ただ、今から言うこと、絶対覚えといてください...。あなたの時間に影響があること、間違えるとこの世界のように滅んでしまうこと・・・。だから。」

タクミ「えっ?時間に影響?滅ぶ?でもっ、時間に影響があるってことはこの世界が・・・」

意味のわからない言動と一緒にラグルの少し先くらいに光をまとった扉が突如現れる。
それと同時くらいか空から未知なる生物が襲いかかってくる。

ラグル「あなたの世界に戻ったらまず、アプモン達と協力してリヴァイアサンの中にあるウィルスコアを破壊するのです
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