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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第58話 極寒地帯の罠!祐斗とマッチ、友情の一閃!
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血したバリーガモンは地面に倒れふせた。
「か、勝ったのか……?僕が……いや僕達が……?」
正直どうやってあの防具を斬ったのか覚えていない、でも僕達は勝つことが出来た。
「そうだ、マッチさんは……!」
痛む体に鞭を打って倒れるマッチさんの元に向かう、身体はボロボロで今にも死にそうだが確かに生きていた。
「貴方を死なせない、皆で生きて帰るんだ……!」
僕は最後の気力を振り絞って回復の魔剣を生み出してマッチさんと僕に刺した。流石にアーシアさんのような超回復はできないが少しだけ傷を癒すことが出来た。
「マッチさん、貴方のおかげで勝てました。僕は……」
「……見ていたさ」
「マッチさん!?」
僕はマッチさんを抱き起す、彼は目を開けると僕の目を覗き込んでいた。
「俺の竜王はクラッシュタートルの甲羅すらかみ砕くという『レオドラゴン』の牙で出来ているんだ。悔しいがあの時のお前は間違いなく竜王の力を引き出していた。あの居合をレオ……獅子の文字を取って『獅子歌歌』と名付けてもいいか?」
「……光栄です、マッチさん。でも僕が竜王の力を引き出せたのはマッチさんのお蔭です。貴方の決して諦めない意思の強さが僕に勇気をくれたんです……」
「……そうか、そりゃ良かったぜ」
正直に言えば今回の勝利は運も良かったんだと思う。でも僕達は確かに勝てた……。
「イッセー君、皆……僕、勝てたよ……」
勝利を実感する僕、その目からは涙が溢れていた。
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