暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica54俺が選ぶ道〜Occurrence in a Time limit〜
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ーム海鳴のみんなで、出来るだけ長く・・・」
「・・・対策はなんとしても立てるよ。それに、リアンシェルトだって総部長という肩書きの所為で、後任への引継ぎなどを終えない限り局を辞められないだろう。それまでに潰れるわけにはいかないからな」
だが、おそらく・・・3年は保たないだろうが。それでもアイリやシャマル、はやて達を泣かせないため、もう少し頑張って生きないとな。
・―・―・終わりだ・―・―・
「それじゃあ私たちはそろそろお暇します。シャマル先生。ケーキとミルクティ、ごちそうさまでした」
「「ごちそうさまでした!」」
「はい、お粗末さま♪」
ギンガ達がそろそろ帰るということで、俺たちは玄関まで見送りに来た。車椅子でなければ外まで出て、最後まで見送るんだが。そんな考えが顔に出ていたのか、「ルシルさん。ご無理はなさらないでください。ここで大丈夫ですよ」ギンガは気遣ってくれた。
「すまないな。ギンガ、スバル、それにトーマ。気を付けて帰ってくれ」
「「「はいっ!」」」
「じゃあ私がお見送りしてくるから、ルシル君はこのまま中で、アイリちゃんはルシル君をお願いね」
「「「お邪魔しました!」」」
ギンガ達が玄関ドアを潜って、最後にシャマルが潜ってからドアを閉めた。4人の姿が見えなくなり、アイリが車椅子のグリップを握って、「じゃあリビングに戻ろうか」車椅子を180度旋回させた。
「・・・ねえマイスター。はやて達には伝えるの? ガーデンベルグの撃破はマイスターの消滅に繋がっていて、嘘だけどクローンであり、寿命も残り僅かだって・・・」
「そうだな・・・。黙ったまま勝手に逝くのは、彼女たちへの裏切りだと思う。だから伝えるよ」
「・・・そっか。・・・泣かせちゃうね、きっと・・・」
「それもまた、俺の宿命だろうさ」
何度も、何人もの涙を見てきた俺だ。最後の最後で目を背けるわけにはいかない。全ての十字架を背負って、俺は逝こう。
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