蒼紅:第六話 光塔
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怯んだ隙に雷撃鱗を展開した状態でのマッハダッシュ…雷撃鱗ダッシュで吹き飛ばして攻撃を中断させる。
「貴様の弱点…貴様はどうやら光速で動く為か移動と攻撃…少なくとも2つの行動を同時に取ることが出来ないようだな。雑魚ならば大した問題ではないだろうが、実力が同じかそれ以上の相手に対してはその弱点は致命的だ。もう貴様の攻撃は俺には当たらん…そのような欠陥能力では俺には勝てん」
「抜かすか!国賊風情が…!我が光刃(ヤイバ)が、貴様という影を絶つ!」
「迸れ、紅き雷霆よ…貴様の光刃を俺の紅き雷刃で叩き斬る…!」
最早どちらが優勢なのかは語るまでもないだろう。
どれだけ多彩な技を使おうとも共通の弱点を突かれてイオタのダメージは蓄積していき、とうとうイオタは切り札を切る。
「私は負けん…!!集いし残光、輝く刃!終焉を告げる光の煌めき!地平を裂いて無へと還す!!終焉ノ光(ゼロブレイ)…」
しかしイオタのSPスキルが完全に発動する前にダッシュジャンプでイオタの真上を取り、銃を大上段で構えた。
「馬鹿が、必殺の一撃は小回りも考えることだ。迸れ、紅き雷霆よ!閃くは破滅の雷光!紅雷の刃よ、敵を斬り裂け!ギガヴォルトセイバー!!」
ソウが背後から放ったSPスキルの雷刃波をまともに喰らったイオタは体を両断されてしまう。
「うっ!光あれぇぇーーっ!」
致命傷を受けたイオタはデイトナ同様に肉体が膨張し、爆発した。
その後に残された宝剣に亀裂が入り、砕ける直前に何処かへと転移された。
「撃破完了…GV、聞こえるか?宝剣の能力者を撃破した。このまま合流するぞ」
『分かった』
この場を後にしてGVと合流すると、互いの無事を喜ぶ兄弟であった。
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