第四幕その十二
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「意外じゃないわよ」
「そういうことね」
「ただ。ラッコの子達は」
その彼等はといいますと。
「少し観ただけだとね」
「大きいとも沢山食べるということも」
「意外に思うわね」
「どうもね」
「けれどああして浮かんでいるのを見たら」
船長の目は笑っています、そのうえでの言葉です。
「癒されるね」
「船長って海の生きものは何でも好きね」
「うん、好きだよ」
船長もその通りだとビリーナに答えます。
「心からね」
「だから今みたいに言うのね」
「そうだよ、それでね」
「ええ、これからもよね」
「色々な島を巡ってね」
「楽しむのね」
「そうしていこう」
ビリーナにこうも言いました。
「これからもね」
「それじゃあね」
「さて、この島の後は」
さらに言う船長さんでした。
「何処に行くかだけれど」
「もう決めてるでしょ」
「うん、既にね」
「じゃあその島にもね」
「行ってね」
そうしてというのです。
「楽しもうね」
「それじゃあね」
「あともうお昼だから」
ここでトロットも言ってきました。
「ご飯食べましょう」
「ご飯だね」
「そう、今日のお昼はガパオライスにしましょう」
「インドネシアのお米のお料理だったね」
「これがまた美味しいから」
それでというのです。
「是非食べましょう」
「それじゃあ」
「これから出すわね」
「ペンギンやラッコ達を観ながら」
船長はトロットのお話を聞いてにこにこと述べました。
「そのうえで食べるのもいいね」
「そうね、じゃあね」
「今からだね」
「そうしたものを食べながら」
そしてというのでした。
「楽しみましょう」
「それではね」
笑顔でお話してです、そうしてでした。
皆はペンギンやラッコ達を観ながらそうしてガパオライスを食べました、そのガパオライスもとても美味しかったです。
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