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ある晴れた日に
77部分:優しい魂よその十二
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っぱり駄目でしょ」
「この連中がこう言う方がかなり意外じゃねえのか?正直」
「まあ特に柳本はな」
「何で特に咲なのよ」
「だっておめえお嬢様じゃねえか」
 佐々が言うのはそこであった。
「お嬢様って掃除とかそういうの自分ではあまりしねえだろ」
「ああ、そういえばそうよね」
 佐々のその言葉に頷いたのは茜だった。
「咲っていいところのお嬢様なのにね」
「何でさっきの食器洗いといい今の掃除といい真面目なんだよ」
「それも結構丁寧だし」
「パパとママにいつも言われてたから」
 ここで両親のことを話に出す咲だった。

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