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ある晴れた日に
76部分:優しい魂よその十一
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の理であった。
「だからなんですか」
「水は」
「そうよ。わかったわね」
「はい、それじゃあ」
「花火は全部バケツの中に入れて」
 一旦決まってしまえば話の展開は早いものだった。
「お水撒いてね、お水」
「懐中電灯何処だよ」
 落ちている花火を探すのに懐中電灯まで出された。
「ああ、それだよそれ」
「もっとないか?」
 それぞれ活発に動きだしていた。
「懐中電灯。何個かあるだろ」
「ホースもあるよな」
「ああ、こっちな」
「バケツも持って来たわよ」
 一年G組の面々も実に動きがいい。見てみると加藤と千佳が的確に皆に指示を出していた。どうやらそのおかげであるらしい。

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