童歌
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
んは相当危なくならないと、戦ってくれへんやんか!せやから自分たちで何とかしようと、何時も思っとるで!」
「そうかなぁ……?…気を付けろって言ったのに、気にせず宝箱を開けたじゃん!偶然2個目がトラップだったから良かったけど、1個目だったら僕間に合わなかったからね。それにボタンの事もそうだよね!一旦帰ろうって言ったのに、偶然何とかなるかもって…僕が居なくても同じ事してたぁ?してないよねぇ…」
エコナ・ハツキ・ウルフは何も言えなくなる…
「確かに私達はリュカさんに依存してました…でも私達は弱いんです、リュカさんが頼りなんです!」
「アルル…君達は弱くないよ。ピラミッド内であれば、モンスター如きには負けないよ。下手にトラップを発動させなければ…ね!」
「そ、そんな…偶然トラップが発動したらどうすんだよ!」
ウルフはリュカを当てに出来ない事に不安を感じ、泣き言を言い始める。
「そうならない様に気を付けるのが冒険だよウルフ!僕は何時までも、君らと一緒に旅が出来るとは限らないんだ。自分たちで何とかするのも必要だよ」
「「「……………………」」」
リュカはピラミッドへの同行を、頑なに拒み続ける…
「1ヶ月待っても帰って来なければ、みんなは死んだものと考えるからね。そしたら僕は、アリアハンにでも戻って、ミカエルさんとイチャイチャ過ごすよ」
「な!死ぬわけないだろ!トラップを発動させなければいいんだ!簡単じゃねーか!」
アルル達は初めて、リュカという保険を携えず冒険をする事となった。
今回の事はアルル達の成長に寄与するのだろうか?
そして一人残るリュカは、どの様なトラブルに巻き込まれるのであろうか…
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ