暁 〜小説投稿サイト〜
悪人達がサキュバスに転生しましたが、容姿が見た事のあるキャラばかりでした
オティヌス、口調の変化
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思議はない。
転生そのものが異常だった。
男性から女性に、人間からサキュバスに。
身体と種族の違いに、これから悩んだり、心境の変化もあるだろう。
仲間がいて、本当によかった。
相談出来るし、相談に乗れる。
1人孤独だったら、どうなっていた事やら…。
「ありがとう、船堀。」
「いえ、私は何も。お礼なら、マクダウェルさんに。」
「うっ。」
優しい笑顔が眩しい。
本物の船堀さんみたいだ。
転生前が悪人だったとは、にわかには信じられない。
爺のミスじゃないか?
副作用か何かも、爺のせいなら絶対に許さんぞ。
「ふうー。」
紅茶で喉を潤し、今後の事を考える。
まあ、ほぼ決まっている。
人間の町を探し出す。
くっくっくっ、手に入れてやるぞ。
家具を!生活用品を!娯楽(小説・ゲーム)を!
そして、普通の服を!
オティヌスの服は嫌いじゃない。
むしろ、大好きだ。
ただ…。
偽物の私が着るには、レベルの高過ぎる服だった。
ずっと平気な顔をしていたが、本当は…。
超恥ずかしいいいいぃぃっ!
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