第40話
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な表情でマクバーンに問いかけるリィンをエリゼとエリスはそれぞれ静かな表情を浮かべて見守り
「クク、お前には失っていた俺の”記憶”を取り戻す協力した”礼”代わりとこの俺を殺した”ご褒美”だ。――――――テメェはこの俺を殺ったんだ。”鉄血”に殺られんじゃねぇぞ?」
リィンの問いかけに対してマクバーンは不敵な笑みを浮かべて答えた。
「ああ。この戦争を終わらせる為…………過去の因縁を断つ為…………そしてメンフィル・クロスベル連合――――――いや、ゼムリア大陸とメンフィルの未来の為にもオズボーン宰相はこの俺が”必ず討つ。”」
「リィン…………」
「リィンさん…………」
「ったく…………それがお前の”答え”なんて”お前らしくねぇんじゃねぇか”、シュバルツァー。」
「フン、”駒”に過ぎない者如きが妄言を…………」
マクバーンの言葉に対して決意の表情で答えたリィンの答えを聞いたアリサとクレア少佐は辛そうな表情を浮かべ、レクター少佐は複雑そうな表情を浮かべ、アルベリヒはリィンを睨んでいた。
「クク、その意気だ。――――――じゃあな…………次会う時までにくたばんじゃねぇぞ、アリアンロード…………レーヴェと神速はアリアンロードと”同格”くらいにはなっておけよ…………」
「No.T…………ええ、私の目標はマスターなのですから、貴方に言われなくてもいつか必ずマスターの”領域”に届いて見せますわ!」
「少なくても次に邂逅する時が来れば、お前を楽しませてやる事くらいは保証してやろう。」
「これも一時の別れ…………新たなる生を預かるまで安らかな眠りにつくことを祈っています――――――”外の理”から来た異界の王よ。」
リィンの答えを聞いて満足げな笑みを浮かべたマクバーンはリアンヌ達に最後の言葉を告げ、マクバーンの言葉に対して一瞬だけ驚きの表情を浮かべたデュバリィは真剣な表情を浮かべて答え、レーヴェとリアンヌが静かな表情で答えるとマクバーンは満足げな笑みを浮かべたまま消滅した。
「…………――――――結社”身喰らう蛇”の”執行者”No.T”劫炎のマクバーン”の討伐を確認。現時点を持って作戦を完了して構いませんか、サンドロット卿、プリネ皇女殿下、ジェダルさん。」
「ええ。”劫炎”以外に二人も討ち取れたのですから戦果として十分です。」
「…………ヴァイスハイト皇帝からの今回の依頼内容は様々な勢力の使い手達を迎撃する作戦を実行するお前達の加勢だ。その作戦をお前達が終了するのならば、俺からは特にいう事はない。」
「あまり時間をかけていれば、いずれはエレボニア帝国軍もかけつけて面倒な事になるでしょうから長居は無用です。」
リィンの意見に対してプリネとジェダル、リアンヌはそれぞれリィンの意見に賛成し
「――――――そういう訳だ。後顧の憂いであるアンタ達はで
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