第40話
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ァァァァ…………グオオオオオオオオ――――――ッ!!」
「任せて♪ふふっ、”これ”を撃つの久しぶりだから、思いっきりいくわよ〜♪」
「お任せください!例え”魔神”や”神”であろうと”これ”に対しては無傷ではいられないはずですわ…………!」
更にマクバーンに反撃する為のリィンの指示に頷いたセレーネはツーヤと視線を交わした後ツーヤと共に上空へと跳躍し、同時に竜化し、ベルフェゴールとメサイアは足元に巨大な魔法陣を展開すると共に魔術の詠唱を開始した。
「なああああああああっ!?」
「セレーネともう一人の女性が”竜”に…………」
「あれが竜族であるセレーネさんの”真の姿”…………」
「ちょ、ちょっと!?あの二人が展開している魔法陣の規模からして、間違いなく”天災”クラスの魔術が放たれると思うけど、一体何をするつもりなのよ…………!?」
一方竜化したセレーネを見たマキアスは驚きの声を上げ、ガイウスとエマは呆け、ベルフェゴールとメサイアの様子に気づいたセリーヌは血相を変えてベルフェゴールとメサイアを見つめた。
「「アルフクラスト――――――ッ!!」」
「!?ハハハハハハッ!いイぜェッ!ヤれるものなら、ヤってみろやァ!!」
同時に竜化したセレーネは雷光のドラゴンブレスを、ツーヤは水のドラゴンブレスを放ち、放たれたドラゴンブレスは合体して超越したエネルギーとなってマクバーンに襲い掛かったがマクバーンの周囲に自動的に展開された謎の結界に防がれた。しかし二人がそれぞれブレスを放ち続けている事でマクバーンに襲い掛かる超越エネルギーは消えることなく謎の結界に罅を入れ始め、それを見たマクバーンは面白そうに見守っていた。
「我招く、訃音の焦熱に是非は無く!汝にあまねく厄を逃れる術も無し!!」
するとその時大魔術を発動したベルフェゴールによって空より無数の隕石が降り注いでマクバーンの結界の罅を大きくし
「――――メテオスウォーム!!」
止めに離宮をも覆う程の巨大な隕石が空よりマクバーン目掛けて降り注いだ!
「な――――――」
「ちょっ、そんなのアリ!?」
「ありえない…………何者なんだ、彼女は…………!?」
「宇宙から隕石を呼び寄せるじゃと!?」
「…………まさか現実の世界であの魔術を見る事になるとはな。」
「ハハ………リィン君が新たに仲間にした”魔神”と思われる女性もあの大魔術を扱えるとはね。」
ベルフェゴールが呼び寄せた巨大な隕石を見たアルベリヒは驚きのあまり絶句し、カンパネルラとゲオルグ、ローゼリアは信じられない表情で声を上げ、ミュラーは重々しい様子を纏って呟き、オリヴァルト皇子は疲れた表情で呟き
「――――――伏せてください、皆さん!」
「隕石(メ
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