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オズのキャプテン船長
第二幕その十二
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「それでだよ」
「カバの属性が強いと」
「それでね」
「凶暴になるんですね」
「そうだよ、ここのカバキリンはキリンの属性が強いから」
 また言う王子でした。
「安心してね」
「わかりました」 
 恵梨香は王子のその言葉に頷きました、そのうえで皆で一緒にそのカバキリンも観ました。そのカバキリンは実際に大人しくてです。
 皆が傍に来てもも笑顔でいます、それで恵梨香達はいいました。
「カバキリンも大人しいとね」
「ほっと出来るね」
「これが怖かったらね」
「とても近寄れないけれど」
「今みたいに」
「そうだね、最近の彼等も大人しいけれど」
 カバの属性が強いカバキリン達でもというのです、船長は恵梨香達にお話しました。
「それでもね」
「キリンの属性が強いなら」
「元から大人しいんですね」
「こうした感じで」
「だから僕達が近寄っても何もしない」
「そうなんですね」
「そうだよ」
 その通りだとです、船長は五人にお話しました。
「そしてその大人しい属性が強まってるから」
「元々よりもですか」
「だから余計にですか」
「何もしてこない」
「静かに草を食べるだけですね」
「そうなんですね」
「そうだよ、だから安心してね」
 そうだというのです。
「君達も」
「それじゃあ」
「そしてね」
 さらに言う船長でした。
「この動物園の隅から隅までね」
「観てですね」
「そうして楽しめばいいですね」
「この動物園も」
「他の場所でそうしているみたいに」
「そうすればいいですね」
「是非共ね、それと」
 船長はここでこうも言いました。
「もう一つ楽しむべきものがあるよ」
「この動物園のスナックコーナーは凄く美味しいのよ」
 トロットがその楽しむべきものについてお話します。
「ハンバーガーもアメリカンドッグもサンドイッチもあるの」
「そうなんですか」
「じゃあそこに行ってですね」
「それで皆で食べるんですね」
「ハンバーガーやホットドッグを」
「そちらも楽しむといいんですね」
「お饅頭やおうどんやピロシキもあるわよ」
 各国の軽食もというのです。
「ちゃんとね」
「アメリカが色々な国から人が来ていてね」
 それでと言う船長でした。
「それぞれの食文化も入ってね」
「オズの国がアメリカが反映されるので」 
 恵梨香が応えました。
「だからですね」
「そうだよ、色々な軽食があってね」
「それでも楽しめるんですね」
「そうだよ、じゃあね」
「その軽食もですね」
「楽しんでね」
 そしてというのです。
「動物園を満喫しようね」
「わかりました」 
 恵梨香が応えてでした、そうしてです。
 皆でスナックコーナーにも行って沢山食べてそちらも楽しんででした
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