エテーネ村の話その1
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かった。
[アバの家]
カズマ「失礼しまっす、アバ様いますか?」
イオリ「あら、こんにちはカズマさん」
この村のシスターであるイオリさんだ
カズマ「こんにちはイオリさん。ところでアバ様は.......」
イオリ「アバ様でしたら、今部屋で眠っておられるので会えませんよ。もしご用が大ありでしたら、シンイ様が、相談に乗ってくださると思いますわ」
カズマ「分かりました」
俺はシンイいる部屋へ向かった
カズマ「おい!シンイ!」
シンイ「そんなに叫ばなくても聞こえてますよ、カズマさん。イオリさんとの会話少し聞きましたが、もしかして何かお困りですか?」
カズマ「ああ実は、アバ様に謝りに来たんだ」
シンイ「え?おばあさま様に謝りに来た?」
カズマ「そうなんだよ。実はな.......」
俺は、シンイにリンがハツラツ豆を台無しにしたことを話した。
カズマ「って事だ」
シンイ「なるほど........事情は分かりました。大丈夫。悪気があってやったわけではないのですから、おばあさまも許してくださいますよ。ただおばあさまは近頃、すっかり塞ぎ込んで、お部屋に閉じこもっていらっしゃるのです」
カズマ「なるほどね....」
シンイ「そうだ。せっかく謝りに来たのなら、代わりにと言っては何ですが、お願いがあります」
カズマ「何だ?」
シンイ「おばあさまのために、ふかふかの籾殻と、干し毒消し草を集めて来てはくれませんか?」
カズマ「おう、任せとけ」
シンイ「ありがとうございます!村の人に聞けばどちらもすぐに手に入ると思います」
カズマ「んじゃ、行ってくるぜ」
シンイ「行ってらっしゃいカズマさん。頼みましたよ!」
カズマ「おう!」
俺はアバ様の家を後にした
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