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魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
11部 少女たちの戦いは続く・・・
2章 戦技披露会
向かった先は・・・我修羅となりて
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きっとなのはは今回負けると思う。
なぜそう思うのか・・・想いの重さが違うからというのが一番だと思う。
なのはに勝ったら約束通りに戦わないといけない
本当は戦いたくはない。
だがこんなことが起きないと思っていた浅はかな俺を止めたいとも思っている。
戦いに身を置くのに手加減は許されない
なぜならヴィヴィオは真剣勝負を望んでいるから・・・
そして星光の破壊も思いもよらない方法で受けきるんだろう
あの時のなのはが俺の七鍵守護神を破ったかのように
だからこそおれは、ここに来た。
ヴィヴィオが戦いたいと思っているのが、競技者のアヤ・クリステラだったら、
こんなことはしないだろう。
高町 綾なら手加減をするだろう。
でもヴィヴィオが望んでいるのは破壊者の俺
大蛇と戦った時の俺
魔法なんて使わなくても、魔神(人)にならなくても、数万の人を破壊する力を持つ
化け物・・・
そして・・・第60
代修練闘士
(
セヴァール
)
ガウ・バンにあって、俺にないものそれは、
勇気という剣をかまえ、愛という盾を持ちそして――修羅という心の牙を持った。
本物の狼(闘士)それが、黒き咆哮であり、影技、刀傷だったと思う。
おれはあるルーフェン郊外である男を待っている。
多分気付いているはず
俺の挑戦を受ける義理はない・・・だが来てくれると勝手に思っている
本当に勝手だなぁ
もしかしたらなのはとヴィヴィオの試合は見れないかもしれない
俺は、「ふぅ〜っ」と息をした瞬間
向こうから揺らめぎながら人影が見えてきた。
「不躾な挑戦を受けていただいて感謝する」
俺は一回転をして久しぶりに破壊者としての服に着替え
以前の大人の身長になる。
「のぉ、綾よ、本気でやるつもりかのぉ」
「世界広しといえど、俺がいける世界観ではあなたしかいないと思ってるんですが、
俺を取り戻すのは」
「優しい姉であり親ではいけないのかの」
「俺は、なのはやフェイトみたいには出来ない。
俺が出来るのはただ一つしかできないんだよ
俺が出来るのは、戦うことしかできない
そして愛娘が俺の試練を超えて目の前に立ち望むのなら
それに答えないといけないだろ、約束したしな」
「ならわしは、そなたを止めるために立ちふさがろう」
「感謝する」
「そなたが負けることにか」
「負けるわけにもいかないんでね」
一陣の風が吹いた瞬間
どちらがか行くという前に俺たちは動き出した。
俺が戦うのは、この世界でも5人しかいない拳聖であり
無双無敗の闘神、武神の一人であると思っている。
魔力はなのはより高く、たぬきのはやてに匹敵するぐらいの魔力
心に鬼を飼っている化け物だ!
手加減なしでやってやる
そうじゃなければ意味がね
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