第二百三十五.五話 鬼畜下衆男の娘が耳かきリフレする話
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しにしたか、だぞ」
焦らすように耳かきしながら一夏が説明を始める。
「人間の脳は左脳と右脳の別れている。そして一般的に左脳は理性を、右脳は感性を司る」
簪は快感のなかでぼんやりと一夏の話を聞く。
「そして人間の左半身は右脳と、右半身は左脳との繋がりが強い。
それは感覚器官も同じでな。左耳は右脳、つまりは感性や感情に繋がるらしい。要するにだ…」
一夏が再び簪の耳元で囁く。
「こっからが本番。お前をぐずぐずに融かしてやんよ」
「ぁっ……………………?」
ぶるり、と悪寒とも快楽とも言えぬ感覚に支配される。
(や…だめぇ…? 一夏に耳のなか調教されちゃう……?)
(かわいいなー)
その後一夏は本当に簪の耳を調教した。
それはある意味に置いての羞恥プレイ。
簪にとって、一夏が耳かきで与える快楽は自慰のそれにも匹敵する。
否、凌駕する。
性器に触れられていないのに快楽を感じる。
簪の中ではそれはいけないことで、恥ずべき事だ。
そして言うまでもなく、この鬼畜下衆野郎は焦らし方を心得ている。
簪が絶頂『してしまう』事がないように、指先を動かす。
絶頂する一歩手前で延々と上がったり下がったり。
あと少し、あとひと掻きすれば絶頂してしまう。
そんな状態で簪の精神がぐずぐずに融けて、跡形もなくなってしまう寸前。
(さーて、と……。そろそろトドメ刺そうかなー……このまま放置するのもありだけどそれはまた今度にしようかな…)
一夏が最後に一掻きする。
が、それでもまだ足りない。
一夏が耳かきをやめて三秒。
簪が一夏に認識を向けるより一瞬早く。
「ふぅぅぅぅぅ━━━━━━………」
一夏のサディスティックな吐息が簪の左耳を犯し…。
「ひゃああああぁぁぁぁぁぁぁんッッッ???」
簪の体がびぐん! と跳ねた。
ぷしっぷしっ…と潮まで吹いてガクガクと体を震わせる。
目は虚ろで焦点は合っていない。
脳イキ状態で処理しきれない快楽が押し寄せる。
体を捩っても逃がすことの出来ない、精神その物のオーガズム。
「ぁ…? あ……?」
そして最終的には簪からかくんと力が抜けた。
頭を一夏の膝枕に置いたまま、体を震わせていた。
「……………………………やりすぎたか?」
ちょっと冷静になった一夏がしまったという顔をする。
「……………流石に放置はできんよな」
その後、一夏は簪を着替えさせた。
とても紳士的にだ。
簪に直接触れることなく。
その途中、一夏は愛液でびしょびしょになった服とベッドを見て更に反省した。
「やりすぎた……。うん…最悪の場合樫
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