第七千九百七十話 同じことを言うと
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第七千九百七十話 同じことを言うと
モナコは真剣そのもののお顔でフランスに尋ねました。
「主人公達は常時極めて強い電波を受信しているのか」
「自分達から放ってるんだろ」
これがフランスの返答でした。
「特に主人公はな」
「受けているどころか、か」
「麻薬やってるって言われても信じられるだろ」
「そうした漫画だと言われて読めば」
この漫画は覚醒剤中毒患者を主人公としており実は覚醒剤の恐ろしさをテーマとしていると書いておけばです。
「私は確信する」
「それが答えだよ」
「そういうことだな」
「こんなことちょっとでも喚いたらな」
それこそというのです。
「何処でも頭おかしいって確信されるからな」
「実際に登場人物は狂人の団体にしか思えない」
「原作者が本気でストーリー考えていてもな」
「原作者もだな」
「ああ、こんな凄い漫画ないからな」
こうまで言うフランスでした。
もうページを開くとかなりの確率で奇妙奇天烈なことを叫び喚いています、確かにそれは覚醒剤中毒に酷似しています。
第七千九百七十話 完
2019・8・27
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