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ラインハルトを守ります!チート共には負けません!!
第百二十三話 人事刷新です。
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の時のように3方面に展開していることをさしていた。
 といっても、偵察からの報告では、原作のごとく3個艦隊ではなく、15個艦隊が展開しているという情報がもたらされていた。敵は3方面に各7万隻以上の艦艇が布陣しており、相互に連携を取ってこちらを待ち構えている様子であるという。
 イゼルローン方面総軍からの一報を受けたラインハルトは、迷うことなく全軍をアスターテ星域に差し向けることを決意した。フェザーン方面の守備軍については、後方に至急増援を要請し、シャティヨン公の辺境警備艦隊あわせ約4万余隻を展開させた。

「これは、敵からの我々に対する挑戦状だといっていいだろう。速やかにアスターテ星域に赴き、全軍をもって敵と相対し、これを撃破する」

 他方、帝国主力侵攻軍の兵力は増援を収容して約35万余隻、これに補給基地としてガイエスブルグ級の移動要塞が数基付属されている。フェザーンのあった宙域には改イゼルローン要塞であるシャーテンブルク要塞を設置して後方の兵站と兵力補充の拠点としていた。
 親ラインハルト派貴族であるシャティヨン公らの辺境貴族がさらにその後方の宙域において各兵站確保と輸送を請け負い、ローエングラム遠征を支えている。
 このようにして後方の兵站と補給、輸送を確保して出てきたものの、主力侵攻軍の戦闘そのものは、わずかにビッテンフェルト艦隊とバーバラ艦隊とが自由惑星同盟軍前衛と戦闘を交え、不快極まりないシャロン賛美の声をたっぷり聴かされる羽目になっただけである。本格的な戦闘は未だ行われていない。その第一幕がアスターテ星域で上がるであろうことに、イルーナは内心戦慄を覚えた。

(アスターテ・・・・原作においてラインハルトが雄飛する始まりの序曲・・・・。奇しくも対シャロン討伐戦において同じ戦場になるなんて・・・・・)

「イルーナ姉上?」
「いえ・・・・何でもないわ、さぁ、作戦方針を決定し、その後全軍の部署を定めなければ。ラインハルト、私たちはどう動くべきかしら?」

 フェザーン方面からの銀河帝国主力侵攻軍は総数35万余隻。主な指揮官は以下の通りである。

 ラインハルト・フォン・ローエングラム主席元帥
 イルーナ・フォン・ヴァンクラフト元帥【主力侵攻軍参謀総長】
 ヴォルグガング・ミッターマイヤー元帥【主力侵攻軍宇宙艦隊右翼司令長官】
 オスカー・フォン・ロイエンタール元帥【主力侵攻軍宇宙艦隊左翼司令長官】
 ジークフリード・キルヒアイス上級大将【主力侵攻軍参謀本部副長兼艦隊運用部長】
 フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルト上級大将
 ナイトハルト・ミュラー上級大将
 バーバラ・フォン・パディントン上級大将
 エルンスト・フォン・アイゼナッハ上級大将
 エルネスト・メックリンガー上級大将
 カール・グスタフ
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