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やはり俺がネイバーと戦うのは間違っているのだろうか
19.やはり俺にはリボルバーが似合わない
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じゃない俺には無理だったのか。となると、ショットガンはあまり使うべきじゃねぇな。ハウンドだと威力が心もとない。トリオンの無駄だな。あれ?そうなると俺がこの場で使えるのハンドガンだけ?リボルバーの?アサルトライフル相手に?…………無理じゃね?でも、ここで負けたら何言われるかわかったもんじゃないし、いっちょ粘りますかね。
俺はまだ生きてる住宅街の曲がり角を壁に身を守りつつ、片腕だけ出して映画よろしく背面射撃を行う。普通なら塀が壁になって見えないがここが住宅街ならば話が違ってくる。このような住宅街の見通しの悪い交差点には必ずカーブミラーが設置してある。もちろん俺がいるこの位置にも設置してある。精度は落ちるがこれで身を出して射撃しなくともある程度は持ちこたえられるだろう。
そう思いミラーを見ていたら時枝が消えた。
「チィッ!テレポーターか!」
なるほど。メテオラ住宅地ごと爆破するつもりか。これは悪手を打ったかもしれん。これでは俺も動かなくちゃならなければならないし、おそらく時枝はそれを狙っている。だが、甘い。
「旋空弧月」
時枝の真後ろから旋空弧月で仕留めにかかる。しかし、こっちも甘かったらしい。時枝が空中で身をひねり、メテオラを放つ。メテオラと旋空が入れ違い時枝は真っ二つに、雪乃は直撃を喰らってしまった。もともと少ないトリオン量の少ない雪乃だ。フルガードでもしない限りは痛手だ。
「雪ノ下先輩。一矢報いさせてもらいます」
「……ごめんなさい比企谷君。してやられましたわ」
1:1交換で四点目。嵐山隊が全滅で二点で打ち止め。太刀川さんたちは太刀川さんが生きてるからな。総司が勝ってくれるのが一番なんだがこれまた遠くの方でベイルアウトの光が見えた。終われば小町から連絡が入るだろうし終わってないてことだろう。これで太刀川隊に二点目。すまん総司。
俺はバックワームを纏いその場から離れる。太刀川さんもさっきの場所で三人もベイルアウトしたのを見ているはずだ。あの人のことだからすぐにこっちに来るだろう。さらにグラスホッパーも装備している。時間がない。無策で突撃したらヒスっていても確実に負ける。一弦の願いを込めて俺は「ベイルアウト」と言うも出来なかった。恐らくもう付近まで来ているんだろう。なら一番は隠れて終わるまで時間稼ぎなんだが、
『比企谷君。大凡、時間稼ぎして逃げ切ろうと算段を立てているんでしょうけれども無理よ。出水君の爆撃でその辺りは平地よ』
『ちなみに私が戦っていたところは太刀川さんがスパスパと真っ二つにしてましたから隠れる場所ありませんよ』
ハイ見抜かれてます。てかマジかよ。建物真っ二つとか普通じゃねえ。でも前生駒さんもやってたような。なに?アタッカーって人間やめないとなれないの?
「小町。今時間どれぐらいたってる?」
『えっとねぇ
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