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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica50野望潰える時・・・?〜Ende der Illyrien ?〜
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いた偽キュンナの首根っこを引っ掴んで、迫る剣圧へと投げ飛ばすと同時に改めて回避行動に入った。

「分身体とはいえ、防御魔法ですら斬り裂く純粋物理攻撃に陛下を投げ飛ばすとは。礼節を弁えておらんようだな」

「人のことは言えないが、過去の亡霊がいつまでも現代に関わるな、という話だよグレゴール・ベッケンバウワー」

――舞い降るは汝の煌閃(コード・マカティエル)――

剣圧を回避したマイスターは光槍を200本と天井付近に展開して、「ミヤビ!」に注意するように言った後、「ジャッジメント!」号令を下した。そして一斉に降り注ぐ光槍。総長は自慢の防御力で槍の雨の中を駆け、マイスターに接近を試みた。だけど足元ばかりに光槍が連続で突き刺さるから、「むお!」すっ転んだ。

「おおおおおお!」

――鎧地拳殴――

ミヤビも土鬼の防御力を以って回避を行いながら、岩石みたくゴツゴツになった両腕による打撃で、キュンナを追い詰めてく。一時とは言え鎌騎士の頂点、ゼンゼパラディンだったキュンナを倒しそう。

「ミヤビ・キジョウ! プライソンが余計な真似をしなければ、お前も我が親衛隊の1人として迎え入れていたものを!」

――夢影――

「それはまた最悪な冗談ですね!」

キュンナは分身体を盾にして槍の雨をやり過ごしながら、ミヤビからの一撃必倒級の攻撃を躱しては反撃。ミヤビの体に分身体は何十発と拳や蹴りを打ち込んで、キュンナもデバイスの大鎌の魔力刃で斬撃を繰り出してるけど、ミヤビは斬撃に対しては多少の出血はしてるけど、打撃に関してはほぼノーダメージっぽい。

「何もかもプライソンによって滅茶苦茶だわい! しかし元はと言えば、セインテスト! 貴様らがベルカの地を訪れなければ! このような事態には陥らなかった!」

魔力を纏わせて剣身を巨大化させた“シュツェルビェツ”のぶん回し攻撃。魔力が僅かに含まれた剣圧が放たれる。床に突き立ったまま残ってる光槍を両手に2本と手に取ったマイスターは、剣圧を両手の光槍で弾きながら総長に突っ込む。

『ミヤビ。光槍(マカティエル)を爆破する。リアンシェルト。その結界にミヤビを入れてやってくれ。あと、ついでに俺も』

『ええ、判りました。キジョウ陸曹、こちらへ』

『了解です!』

ミヤビがキュンナの振るった大鎌の刃を右手で白刃取りして、左拳で「せいや!」殴りかかったけど、キュンナに届く前に分身体2人が拳を受け止めたり手首を掴んだりして、ミヤビの拳を防御。でも踏ん張りきれず、「きゃああ!」キュンナと分身体2人が吹っ飛んだ。

「ルシル副隊長! 避難完了です!」

リアンシェルトの結界にミヤビが飛び込んだのを確認して、マイスターも一足飛びで結界内に入った。そして「ジャッジメント!」パチンと
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