第7章:神界大戦
第217話「薄氷の希望」
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“負ける訳にはいかない”。その意志が真強を打ち負かした。
血を吐き、倒れ伏した真強はもう動かない。
「勝っ、た……?」
フェイトが呆然と呟く。
単純に強かった故に、短期決戦だった。
それでも勝った際の達成感は強く、緊張の糸が切れそうだった。
「ッ……!!」
……そして、まさしくその瞬間を狙っていたのだろう。
「まさか彼を倒すとは……やはり、侮れませんね……」
声を上げる間もなく、何人かが“闇”に呑み込まれ、イリスが現れた。
「邪神、イリス……!」
「喜びと達成感による安心。途轍もなく狙い目でしたよ」
―――茶番は終わりです。真に絶望する時ですよ
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