暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
第二部〜雅、結婚騒動〜
第7話『戦慄!悪魔のメタルビースト真ゲッター』
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達は?」
「ここにいるインベーダーが、早乙女博士達だ。」
「どうして解るの?」
「インベーダーは基本知性は低く、仲間の残骸を見ればそれを取り込もうとする。だがそれをせずに何処かに運ぼうとするのは早乙女博士達上級インベーダーに限られる。」
「それで、早乙女博士達はメタルビーストの残骸を運んで何をしようとしているの?」
「わからない。だがきっと、ろくでもないことだろう。」
雅は早乙女博士の目論見を考察し始める。

その日を境に、インベーダーはメタルビーストに進化した状態で現れるようになった。
「相手がメタルビーストだと、ゲッター2の武装じゃ不利になるから、雅と圭一に負担をかけるかたちになって、すごく申し訳ない気がする。」
真ジャガー号を操縦しながらフェイトは言う。
「それに関しては大丈夫だけど、明らかに様子がおかしい。まるで、あえて僕達に倒されるように戦っているように見える。」
「確かに、言われて見れば雅さんの言うとおりだ。けど、どうして早乙女博士はメタルビーストを俺達に倒させているんでしょうか?」
「問題はそこだ。もしかしたら、僕達は早乙女博士の手のひらの上で踊らされているだけなのかもしれない。」
「雅、どういうこと?」
「早乙女博士の目的が、僕達にメタルビーストを倒してもらい、その残骸を集めることだとしたら?」
「それじゃあ!?」
「ああ、僕達はずっと早乙女博士達に協力していたんだ!とにかく、今はすぐに號さん達にこのことを知らせよう。」
雅達は真ドラゴンに戻って號達に事情を説明した。
「確かに妙だな。早乙女達は真ドラゴンの奪取が目的のはずなのに、やっていることはゲッター線を使えばすぐに倒せるメタルビーストを小出しにしているだけ。明らかに様子がおかしい。」
號が話していると、凱が何かに気づく。
「待て、今ゲッター線を浴びせて倒すって言ったか!?」
「ああ。」
「號、渓、それに雅君達、早乙女博士の目的が解った!」
「凱さん、本当ですか!?」
「ああ、奴らの目的は、ゲッターを作ることだ!」
「凱、どういうことだよ。」
凱の考察に渓は疑問を投げかけるが、
「そういうことか!メタルビーストを使っていたのはゲッターのボディを作る為、それに対応させるためにゲッター線を吸収させていたのか!」
雅はついに早乙女博士の目論見に気づく。

その頃、廃工場では、早乙女博士は最終工程を行っていた。
「コーウェン、スティンガー、そろそろ出来上がるぞ。ワシらのゲッターが。」
早乙女博士がそう言うと、既にそこには3機のゲットマシンが出来上がっていた。

次の日、巨大なインベーダーが町中に現れる。
「このタイミングでインベーダー…様子がおかしい。みんな、行こう。」
雅は動こうとするが、なんとそれより速く3機のゲットマシ
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