第一幕その十
[8]前話 [2]次話
「だからね」
「朝から飲むこともですね」
「しなくなったね」
「そんなに朝から飲むのは美味しかったんですね」
「仕事が終わって飲む時はね」
まさにその時はというのです。
「美味しいんだよ」
「お仕事の後ですか」
「その時に飲むとね」
本当にというのです。
「美味しいよ」
「それは大人になっての楽しみね」
トロットもパンを食べつつ言ってきました、食パンと食パンの間にベーコンとスクランブルエッグを挟んでサンドイッチにしています。
「そうなるとね」
「トロット達にはだね」
「ちょっと、ってなるわね」
「そうだね、けれどね」
「けれど?」
「それはそれでね」
船長はトロットにさらにお話しました。
「楽しめるよ」
「あっ、ジュースとか飲んで」
「そう、そしてね」
さらにと言うのでした。
「牛乳も美味しいね」
「大人も飲めるじゃない」
ジュースそれに今自分達が飲んでいる牛乳はというのです・
「そうでしょ」
「それでも味の加減がね」
「違うのね」
「大人と子供でね、また違うんだよ」
「大人の人が牛乳やジュースを飲むと」
「何処かね」
どうしてもというのです。
「違うんだよ」
「そんなものなのね」
「美味しいことは美味しくても」
「また味が違うの」
「そうだよ、子供の時に飲む牛乳やジュースの方がずっと美味しいんだ」
「お酒より美味しいのかしら」
「間違いなくそうだよ」
船長はトロットにその牛乳を飲みつつお話しました。
「子供の時の牛乳やジュースはね」
「それじゃあ今のままで私達も」
「ちゃんとね」
それこそというのです。
「楽しめるよ」
「そうなのね、じゃあ」
トロットは船長の言葉に頷いてでした。
そうしてまた牛乳を飲みました、するとその牛乳はとでも美味しくてもう一杯飲んでまた言いました。
「本当に美味しいわね」
「牛乳っていいですよね」
恵梨香はトロットににこりとして声をかけました。
「美味しくて栄養もあって」
「牛乳飲んだら健康になるっていいますね」
「そうなのよね、そのこともあって」
「牛乳はいいですね」
「それとね」
さらに言うトロットでした。
「私牛乳飲んだら背が高くなるって言われてたけれど」
「それ私達もです」
「そうよね」
「だから牛乳を飲むと」
それでというのです。
「いいっていいますね」
「そう、私もよく言われたわ」
「お父さんとお母さんにね」
「だからよく飲みなさいってね」
「学校でも言われるしね」
ナターシャ達四人も言います。
「それに美味しいし」
「どんどん飲めるしね」
「美味しくて体にいいなら」
「最高の飲みものよね」
「ですから皆で」
まさにと言う恵梨香でした。
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ