16 紫陽花の咲く場所
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不良達の体が破裂した。
「見苦しいくらいにやっちまったな」
「まあ、このくらいの制裁は当然のものよ」
二人は散り々りになった不良達の肉片や服の切れ端をその場に残したまま歩いていった。
清水市内のとある小学校。そこに濃藤すみ子という女子がいる。彼女は授業中、急に胸騒ぎを覚えた。保健室に行って安静にはしていたが、それでも落ち着かない。
(来てる・・・!!とても恐ろしい予感が・・・!!)
休み時間に、クラスメイトの山口、川村、ヤス太郎が見舞に来た。
「すみ子、大丈夫か?」
「ううん、とても落ち着かないわ。前に地震みたいな現象の時の胸騒ぎよりもずっと激しいの・・・!!」
「山口、もしかして『敵』がこの清水市内に入って来たかもしれねえぜ!」
「ああ、その可能性、ありだな。あの秘密基地に行って、『次郎長』の皆にも知らせないとな」
彼らはこの清水市を守る為、組織「義元」を結成していた。以前、イマヌエルとかいう人物から貰った武器で隣町の組織「次郎長」と秘密基地を巡って争いをしていたが、今は協力関係にあった。四人は放課後、例の高台の秘密基地へと向かう事にした。
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