第四章
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「そやからな」
「自分の方がやな」
「メインで戦わせてくれるか」
「そこであたしもって言うても聞かんな」
ライアはレベッカの言葉を聞いて笑って返した。
「そやな」
「あたしの性格わかってるやろ」
「責任感強いところあるからな」
「それでや」
戦闘は今も続いている、その中での言葉だった。
「ここはな」
「よし、ほなな」
「そうして戦っていこうな」
レベッカがメインとなってとだ、二人で話してだった。
交代で休憩も摂りつつ戦っていった、やはりレベッカがメインでありライアはサブといったところだった。
その中で戦っていってだ、二日三日四日と経っていき。
遂に最後の七日目となった、ここでレベッカは壁の時計を見た。機械仕掛けの時計は六時を指し示していた。
「明日の朝のな」
「この時間になったらやな」
「呪いは解ける」
今度は玄室の中央の台に置いた像を見て話した。
「あと二十四時間や」
「最後の二十四時間やな」
「そや、それだけ耐えたらな」
それでというのだ。
「あたし等の依頼は終わりや」
「そうなるな」
「そやからな」
「あと一日、二十四時間な」
「戦っていこうな」
「そうしよな、しかしこれだけ大きな星でも」
地上の面積で地球の五倍のそれでとだ、ライアは話した。
「一日は二十四時間やな」
「そのことは変わらんな」
「一年は三百六十五日でな」
太陽暦においてだ。
「四年に一度閏年がある」
「そこも一緒やな」
「ほんまやな」
「思えば不思議やけど」
「そうした星の動きやねんな」
こうした話もしつつだった。二人は飲むことも食べることも忘れずそのうえで戦闘を続けていった、最後の二十四時間は悪霊の数も多く二人共休まずに戦い続けた。
そうして戦いながらだ、遂に。
二十四時間経った、ここで遂にだった。
二人は銅像から呪いが消え去ったことを感じ取った、それでレベッカはライアに話した。
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