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塩のない街
第二章
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ビアの警察や軍隊では」
「相当な数動員せなあかんな」
「そうすれば相手も気付かれるので」
「おいら達の出番となった」
「左様です、では」
「ああ、やらせてもらうわ」
「街の人達がまた塩を味わえてしかもテロを防ぐ」
 まさにとだ、ママニも続いた。
「その為にも」
「行くで」 
 ビークは強い声で言った、そうしてだった。
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