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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第二百三十四話
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の娘でしょ?」

「よしその喧嘩買った」

シャワーから出た水を過冷却水にして球状にする。

「ちょっ…私を無視しないでよ」

「お姉ちゃん邪魔。早く立って」

「うぅ……簪ちゃんが冷たい」

二人に対して、過冷却水球を発射する。

立ち上がっている途中の刀奈は勿論、刀奈の影になっていた簪にも起動操作でぶつける。

「「ひゃぅんっ!?」」

当たった過冷却水は二人の体に触れた途端、その衝撃で一気に凍りつく。

二つがわちゃわちゃしている間に湯船に浸かる。

「はふぅ………」

気持ちいいなぁ…。

やっぱ日本人たるもの風呂に入らねば。

俺は湯船に浸かりながら、シャワーで氷を溶かしている二人を眺めていた。

「ふっ…ザマァ」

刀奈と簪に睨まれた。

小動物が威嚇してるみたいで見てて可愛い。

あんまり見てるのも良くないので、視線を外す。

すると橙が俺の膝に乗った。

「はいはい」

お望み通り、その華奢な体をだきしめる。

「うみゃぁ〜ん……」

ご満悦のようだ。

橙が体を反らして、俺の首筋に顔を擦り付ける。

マーキングかな?

首もとを優しく掻いてやる。

「みゃふぅ…ごろごろ…」

久々に橙と『物理的な』スキンシップをとっていると、両隣からちゃぽんと音がした。

「なーんで俺の両隣に入るんですかねぇ? 俺は今式神とのスキンシップで忙しいからあっち行ってて欲しいんだけど?」

「えー? こーんな美少女とお風呂に入れるんだから光栄におもうでしょー?」

俺の頬っぺたをツンツンしてくる刀奈。

で、何故か反対側からもつつかれる。

「もちもち…」

と簪が不満そうな…というか悔しげな声で呟く。

「吸血鬼の因子っていうのは肉体を最も健康的な形にするんだよ。
まぁ、半量子生命体だから周囲の認識で多少ねじ曲げられてはいるがな」

「つまり理想的なロリッ子?」

コノヤロウ…。

「簪、エロ魔法が箒の専売特許とは思わないことだ。
むしろ俺の方が手数は上だし、夢にも干渉できる」

「真夏の夜の淫夢」

「誰が上手いこと言えと」

本当に見せてやろうか、淫夢。






「にゃぅ? ますたーえっちな事するの?」

「しないよ」

少なくとも、現実では。
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