第百六十五話
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第百六十五話 おやつの時に
プルーンを食べてからだった、美奈子は華奈子に言った。
「最近私達よく牛乳飲んでるわね」
「あっ、そういえばね」
華奈子も言われてすぐに応えた。
「最近ね」
「私達そうよね」
「おやつの時はね」
「何時も牛乳よね」
「ジュースや紅茶じゃなくて」
そうしたものも以前は読んでいた、だがそれでも最近は二人共牛乳をよく飲んでいる。このことを美奈子が最初に行って華奈子も頷いたのだ。
それでだ、華奈子は自分から言った。
「あたし達牛乳よく飲むわね」
「最近ね」
「そうなったわね、どういう訳か」
「私達元々牛乳好きだったけれど」
「最近多くなってるわね」
「どういう訳かね」
「だって最近うちジュース買ってないから」
ここで母親が二人に言ってきた。
「だからよ」
「あっ、そうなの」
「最近ジュース買ってないの」
「そうなの、牛乳の方が身体にいいから」
それでというのだ。
「オレンジジュースとかよりもね」
「牛乳買ってるのね」
「身体にいいから」
「そうしているの、それで紅茶は」
こちらはというと。
「毎朝出してるでしょ」
「あっ、ホットティーね」
「そちらで出してるわね」
「そっちに出す様にしてるの」
おやつの時ではなくというのだ。
「だから最近は牛乳が多いの」
「そうだったのね」
「そういう理由だったのね」
「そうよ、それにあんた達元々牛乳好きだし」
このことも理由だというのだ。
「出してるのよ」
「ううん、言われてみると」
「結構簡単な理由ね」
二人はは藩言葉を聞いて言った。
「けれどそれでもね」
「別にいいわね」
「ジュース飲みたいなら言ってね」
その時はその時にという母だった。
そして二人は又牛乳を飲んだ、その牛乳もまた美味かった。二人共満足して牛乳を飲み終えることが出来た。
第百六十五話 完
2019・6・7
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