第一幕その三
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「あの青い渦の中に入ろうね」
「さて、今回はどんな冒険かな」
カルロスはもう冒険のことを考えています。
「楽しみだよ」
「それじゃあお昼休みか放課後になったらね」
恵梨香は皆の言葉を聞いて言いました。
「皆で時計塔に行きましょう」
「ええ、そしてオズの国に行きましょう」
「今回も皆で行こうね」
「それで皆でオズの国に入ってね」
「そうして楽しもうね」
「そうしましょう」
こうしてでした、恵梨香達五人は放課後に大学の方に行ってそうしてオズの国に入りました。そうしてでした。
オズの国に出ると王宮の入り口でした、それで門番の人にお話してです。
そうして王宮の中に入るとすぐに船長に言われました。
「来てくれたんだね」
「はい、トロットさんに連絡を受けて」
恵梨香は船長の横にいるトロットを見つつ船長に答えました。
「来させてもらいました」
「そうだね、じゃあね」
「今からですね」
「オズの国の周りの島々への冒険に出ようね」
「僕達も一緒だよ」
モジャボロもいます、見れば教授とビリーナも一緒です。
「だからね」
「はい、今回はですね」
「一緒に冒険に出てね」
「一緒に冒険を楽しむんですね」
「そうしようね」
「それじゃあね」
「さて、今回の冒険は海だけれど」
ここで言ってきたのはムシノスケ教授でした、今も正装です。
「島々に行くのははじめてだったかな、君達は」
「ハイランドとローランドに行ったことはあります」
「その時は船長さん達も一緒でした」
「それで、でした」
「皆さんと一緒に楽しんで」
「素敵な冒険でした」
「そうだったんだ、けれどその島だけかな」
五人がこれまで行ったオズの国の島々はというのです。
「そうかな」
「そうですね、言われてみれば」
「他の島にはこれといって行ってないです」
「人魚の国やリンキティンク王の国にはお邪魔してますけれど」
「それでもですね」
「他の島はです」
「それじゃあいい機会だね」
教授はそれならと言いました。
「皆で今回の冒険を楽しもうね」
「今から冒険の準備よ」
ビリーナも五人に言います。
「いいわね」
「ええ、じゃあね」
恵梨香がビリーナに五人を代表して声をかけました。
「今から準備をしましょう」
「そうするわよ」
「もう準備は出来てるわよ」
トロットがビリーナに笑って答えました。
「私がテーブル掛けもテントも持ったわ」
「そうなの」
「だからね」
「もうすぐにでもなのね」
「そう、今すぐにでもね」
それこそというのです。
「出られるわ」
「じゃあもう出発する?」
「そうしてもいいでしょ」
それこそというのです。
「本当にね」
「それじゃあね」
「そういえば今こ
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