第7章:神界大戦
第216話「慈悲なき絶望・後」
[10/10]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!」
―――狂気に満ちた哄笑が、神界に虚しく響いていた。
「……終わったか」
「ああ。終わったとも」
司、奏、緋雪が戦っていた場所。
そこには、その三人が完全に意識を失って倒れていた。
「ヒヒッ、そいつは既に狂気に満たされてるぜェ?」
「そうか。では、こいつを……」
司の相手をしていた神が、黒い闇のようなものを凝縮した“何か”を取り出す。
それを、三人に一つずつ押し当てた。
「ふん、別の神が精神干渉無効の加護をかけていたようだが……」
「イリス様の闇には敵うまい」
ほんの少し、緋雪に入ろうとした“何か”が止められる。
しかし、すぐに完全に入り込んでしまった。
―――ドクン……!
大きな鼓動のような音が響き、三人が“闇”に呑まれた。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ