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【完結】Fate/stay night -錬鉄の絆-
第039話 7日目・2月06日『無限の剣製。そして…』
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と戦ってもらって構わないかね? その間に私の宝具を展開する…あるものを結界内に取り込まないといけないからな。できるだけ集中したい」
「わかりました。それでは参ります!」
それだけで二人の会話は終了した。
そしてセイバーは剣を構えて英雄王へと駆けていく。
「くるか。セイバー! よいぞ。刃向かう事を許す!」
「許す許さないなどありません。これは戦いだ!」
そう言いながらもセイバーは英雄王が放つ剣群を弾いていきながらも戦いを繰り広げる。
それを見ながらも、
「…志郎、凜。今から宝具を展開する…嫌なものを見せるかもしれないが許してくれ」
「大丈夫…。兄さんのすべてを見せて!」
「そうよ! ばっちりとやっちゃいなさい!」
「ああ!」
それでアーチャーは目を瞑りながらも手を掲げて詠唱を開始する。
―――
I am the bone of my sword.
(
体は剣で出来ている
)
…そう、生涯体は剣で出来ていた。
―――
Steel is my body,
(
血潮は鉄で
)
and fire is my blood
(
心は硝子
)
…砕けそうになりながらも心を鉄にして踏ん張ってきた。
―――
I have created over a thousand blades.
(
幾たびの戦場を越えて不敗
)
…ゆえに負けることなどあり得なかった。
―――
Unknown to Death
(
ただの一度も敗走はなく、
)
Nor known to Life.
(
ただの一度も理解されない。
)
…確かに理解されなかっただろう。理解されようとも思わなかったしそれより助ける事だけを考えて走ってきた。
―――
Have withstood pain to create many weapons.
(
彼の者は常に独り、剣の丘で勝利に酔う。
)
…だからいつも独りだった。剣の丘だけが私の在り方だった。
―――
Yet,those hands will never hold anything.
(
故に、生涯に意味はなく。
)
…私の生涯は意味がなかったのかもしれない。だがそれでも掲げる理想だけは嘘ではなかった。
だからこの生涯は確かに誇れるものではなかったのだろう。それでも誰かにためにあろうという剣の意思があった。
―――
So as I pray,
(
その体はきっと
)
unlimited blade works.
(
剣で出来ていた。
)
その生涯を外界に現す。
そして見てくれ志郎。私が辿り着いてしまった境地を。
瞬間、地面に炎が走っていく。
それはあるものも取り込みながらも世界を破壊して外観を変えていき、そして再生する。
その世界は
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