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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica49王、集う〜Belkan K?nig〜
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いよ。それじゃあ行くか」

――瞬神の飛翔(コード・ヘルモーズ)――

剣翼12枚と菱翼10枚を展開して空戦形態になり、地面を蹴って空へと上がる。目指すは東部バース地区の隠れ家とやら。そこで逮捕してもいいが、第2無人世界セラタプラの兵器実験施設というのも気にかかる。そこまで案内してもらってからでも遅くはないか。

「ライシエル。きっちりキュンナのデバイスを追っているな?」

『イエス!∠(^-^)』

キュンナのデバイスに潜り込ませておいたライシエルのおかげで、あの2人が今どこに居るのか判る。空を移動しているようで、その速度はかなりのもの。すでに東部に入っているため、急がないとな。

「いい子だ。いくぞ、アイリ、ミヤビ!」

『ヤヴォール!』「はい!」

宙を蹴って満天の星空の下を全力で飛ぶ。1分としないうちにライシエルから報告が入る。

『マスター。彼我の距離が5kmとなったよ。これ以上は気付かれるかも(ノ´□`)』

「判った。えー・・・この先にあるのは・・・」

『バース地区教会だね、マイスター』

この辺りのマップを頭の中で思い浮かべようとしたら、今度はアイリから教えてもらった。それが正解であることを示すようにライシエルから、キュンナとグレゴールが教会に入っていったと報告が入る。

「ミヤビ。近場で降りて、あらゆる魔法を解除した上で突入する」

「了解です!」

キュンナとグレゴールが教会に入ってから数分の時間を置いて100mほど離れた場所に降り、変身魔法などをすべて解除してからダッシュで教会に突入する。

「ライシエル。キュンナは居て、こちらに気付いているか?」

『地下に下がってる。たぶんマスター達には気付いてないかな(^◇^)』

「よし。行こう」

入り口の両開きドアを開け、グレゴールや伏兵といった存在が居ないとも言えないためクリアリングを行いつつ、祭壇までたどり着く。隠し通路といえば祭壇の真下というセオリーに従って、どこかにスイッチなどが無いかを調べる。ライシエルの話だと魔力や電力を感じないとのことで、古きカラクリなのかもしれない。だとすれば尚のことスイッチなど、カラクリを稼動させるための何かがあるはず。ミヤビと探していたそんな時、カタッと入り口の方から音がした。

「なに・・・!」

『なんで・・・!?』

ミヤビと一緒に振り返り、そして教会に入ってきた人物を見て、気配を感じ取れなかったことを含めて二重の意味で驚いた。

「リアンシェルト・・・!? それに、ヴィヴィオ、アインハルト、イクス。ヴィクター、ジークまで・・・!」

この場に居るわけがない面子がそこに立っていた。俺は驚きから怒りへと変化した感情のままにリアンシェルトの元へと向かい、「
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