第37話
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機会が訪れるとはな。」
「………………………………」
ルトガーは苦笑しながらジェダルに視線を向け、視線を向けられたジェダルは何も答えず、ルトガーを睨み返した。
「来い――――――メサイア、ベルフェゴール、アイドス、ユリーシャ!!」
更にリィンはメサイア達を召喚し
「ええええええええっ!?」
「パント大使閣下やヴァイスハイト陛下の話からメンフィル帝国に向かったリィンさんはメサイアさん以外にも使い魔契約を交わした異種族の方がいる事は予想していましたが、まさかメンフィル帝国側についてから新たに3人もの使い魔契約を交わした異種族の方達を増やしていたなんて…………!」
「しかもどの連中もとんでもない霊力を秘めている上、”天使”まで使い魔にしているじゃない…………………!」
「………………………………」
メサイア以外のリィンの使い魔達――――――ベルフェゴール達の登場にエリオットは驚きの声を上げ、エマは信じられない表情で呟き、セリーヌは目を細めてベルフェゴール達を見回し、アリサは驚きのあまり口をパクパクさせていた。
「馬鹿なっ!?あの茜色の髪の女性は……………!」
「…………ハハ………本当に私達の知らない間に一体何があったんだい、リィン君…………」
アイドスの容姿を見てある人物――――――かつて”影の国”で出会い、”影の国”から脱出できるようになった際にエステルの魂と同化した”正義の大女神アストライア”であるサティア・セイルーンの容姿と非常に似ている事にすぐに気づいたミュラーは血相を変えて信じられない表情で声を上げ、オリヴァルト皇子は呆けた後疲れた表情で呟いた。
「――――デュバリィ、エンネア、アイネス、そしてオリエ殿は”子供達”の相手を。私は”灰色の騎士”達と共に”劫炎”の相手をします。」
「「「イエス・マスター!」」」
「――――――了解しました。」
「リィンさん!”黒のアルベリヒ”と”銅のゲオルグ”の相手は私達が担当します!」
リアンヌはデュバリィ達とオリエに指示をし、プリネはリィンに自分達が戦う相手を申し出た。
「お願いします!メサイアとベルフェゴールは”道化師”とシャロンさんの相手を頼む!」
「はいっ!」
「任せて♪」
「ジェダルさん!ジェダルさん達には”猟兵王”達”西風の旅団”の相手をお願いしてもいいですか!?」
「――――――いいだろう。」
「フォルデ先輩はエリゼ達と共に”赤い星座”の相手をお願いします!」
「おうっ、任せときな!」
「アイドスとユリーシャは俺とサンドロット卿と共に”劫炎”の相手だ!」
「ええ!」
「了解しました、我が主!」
そしてリィンが仲間達に次々と指示を出すと、リィン達は散開してそれぞれが相手をする敵達と対峙した。
「”鉄機隊”に加えて”ヴァンダール子
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