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英雄伝説〜灰の騎士の成り上がり〜
第37話
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ュラー)に備えて、”本来の真なる贄”である灰の起動者(ライザー)である貴様は今ここで無力化し、捕える必要がある。その為にも”少々”戦力過剰とはいえ、そちらを完全に制圧できる戦力を用意させてもらった。」
アンゼリカの推測にゲオルグは答え、アルベリヒは不敵な笑みを浮かべて答えた。

「”真なる贄”じゃと…………?」
「恐らくは”巨イナル一”に関連しているとは思いますが…………」
「考えるのは後にしてあたし達も加勢するわよ!」
アルベリヒの言葉を聞いたローゼリアとトマスが真剣な表情で考え込んでいる中、サラはアリサ達にリィン達の加勢を促したが
「――――――その必要はありません、サラ教官。敵が俺の身柄が狙いで、アリサ達を危機的状況に陥らせて俺を釣りだす事は”メンフィル・クロスベル連合軍は既に想定済みで、それに対する反撃(カウンター)も実行済みです。”」
「何…………!?」
リィンが静かな表情で加勢を断り、リィンの話を聞いたアルベリヒが驚いたその時ステルス機能を解除したメンフィル帝国軍の”ヴァリアント”がカレイジャスの隣に姿を現した!

「な――――――」
「あの戦艦の紋章はメンフィル帝国軍…………!って事はまさかとは思うがクロスベルの時のように――――――」
ヴァリアントの登場にアリサ達、アルベリヒ達の双方がそれぞれ驚いている中クレア少佐は驚きのあまり絶句し、レクター少佐が厳しい表情で推測を口にしようとすると、戦艦の甲板で待機していたリアンヌ率いる鉄機隊とその協力者であるオリエ、更にプリネ、ツーヤ、レーヴェ、エヴリーヌ、そしてジェダル達が転位魔術によってリィン達の周囲に次々と現れた!
「――――――リアンヌ!?」
「鉄機隊を率いているあの人物が”鋼の聖女”――――――いや、”槍の聖女”…………」
「まさに伝承通りの姿だな。」
「”神速”と同じ甲冑という事は、あの二人が残りの”鉄機隊”のメンバーか。」
「ハハ…………まさかここで、プリネ皇女達が加勢しに来るとはね…………」
継母上(ははうえ)…………」
リアンヌ達の登場にローゼリアは驚きの声を上げ、ラウラとアルゼイド子爵は真剣な表情でリアンヌを見つめ、ユーシスはデュバリィ達に視線を向け、オリヴァルト皇子は苦笑し、ミュラーは複雑そうな表情でオリエに視線を向けた。

「バ、バカな…………クロスベルに続いて、今回の作戦すらもこちらの行動を読まれて対策を取られただと…………!?」
「アハハハハハッ!面白くなってきたじゃん!」
「クハハハハハハッ!今後はテメェらが纏めてかかってこいや、アリアンロード、レーヴェ!!」
一方リアンヌ達の登場にガレスが狼狽えている中、シャーリィとマクバーンは不敵な笑みを浮かべて戦意を高め
「やれやれ…………まさかこんなにも早くリターンマッチの
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