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英雄伝説〜灰の騎士の成り上がり〜
第36話
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「――――――」
アルベリヒの指示によって現われたゾア=バロールがクラフト――――――トライ・ブリューナクを放ってエヴリーヌの弓技(クラフト)を相殺した。そしてテスタ=ロッサは剣でミリアムの心臓を貫いた!

「かふ…………っ!?」
心臓を貫かれたミリアムは呻き声を上げ、ミリアムの身体から次々と大量の血が出始め
「ミリアム――――――ッ!」
それを見たユーシスは悲鳴を上げた!更にその時、アルベリヒが指を鳴らすとセドリック皇太子の意識が戻り
「あれ…………?僕は…………それにここは一体……――――――え。」
意識が戻ったセドリック皇太子は自身が操縦するテスタ=ロッサの剣がミリアムを貫いている所を見ると呆け
「ミリアム…………さん…………?僕は…………何…………を…………?」
「…………リィン…………みんな…………ごめん…………ね…………」
セドリック皇太子が呆然としている中意識を戻したミリアムは最後の言葉を告げた後絶命し、絶命したミリアムはアガートラムと融合し、”根源たる虚無の剣”と化した!

「殺…………した…………?僕がミリアムさん…………を…………?うああああああぁぁぁぁ――――――ッ!!」
自分の手でミリアムの命を奪った事を自覚してしまったセドリック皇太子が悲鳴を上げるとセドリック皇太子は瘴気に包まれ、”鬼の力”を解放したリィンのように髪は白く染まり、目は真っ赤に染まり、更にテスタ=ロッサは全身を瘴気に染め、(ケルン)がある部分は怪しげな目が顕れた!
「騎神へのフィードバック…………!?」
「なにあれ…………!」
「…………第二形態…………」
「呑み込まれやがったか…………」
テスタ=ロッサの様子を見たセリーヌとシャーリィは驚き、ジークフリードとルトガーは静かな表情で呟いた。そして”根源たる虚無の剣”を手にしたテスタ=ロッサは黒き聖獣を圧倒し、聖獣の足を全て破壊して動けなくした後は聖獣の上に乗って嬲り殺すように何度も剣を叩き込んだ!

「もう止めて…………止めてよ…………」
「…………セドリック…………頼むから目を覚ましてくれ…………!」
テスタ=ロッサの様子を見ていたトワは悲痛そうな表情で声を上げ、オリヴァルト皇子は辛そうな表情で声を上げた。そしてテスタ=ロッサが止めに剣を聖獣に突き付けると聖獣は断末魔を上げると同時に”巨イナル黄昏”が発動し、”巨イナル黄昏”が発動によってエレボニア帝国全土に黒い風が走り、エレボニア帝国全土は遥か昔から黒き聖獣が封じ続けていた”呪い”に侵され、更に赤黒いプレロマ草が様々な場所に生え始めた!


〜リベール王国・ボース市〜

「…………――――――!これは。」
一方その頃リベール王国のボース市のマーケットで買い物をしていたエイドスは血相を変えてエレ
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