第35話
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ながら答えたトマスは背中に聖痕を顕させた!
「これがトマス教官の…………」
「守護騎士としての真の力――――――”聖痕”ね。」
トマスの聖痕を見たエマは驚き、セリーヌは真剣な表情で呟いた。
「さて、始めるとするか。フィー…………せいぜい成長を見せてもらうぞ?」
「妖精と”光の剣匠”の娘もだけど紫電のお姉さんもよろしくね!」
「…………いいよ。拾ってくれて、育ててくれた証、その目で確かめて。」
「”アルゼイド”を継ぐ者として…………フィーの”友”として…………そして”Z組”の一員として、全身全霊を持ってお相手させてもらう――――――!」
「伝説と現役最強、せいぜい届かせてもらうわ!」
ルトガーとシャーリィの言葉に対して答えたフィーとラウラ、サラは戦意を高め
「死線――――”告死戦域”が由来、とくとご覧あれ。」
「”Z組”の力、見せてみるがいい。」
「いいわ…………確かめさせてもらう。その上で断言させてもらう――――――貴女がウチのメイドで、家族だって!いつまでも私は子供じゃない!貴女と対等の人間として、家族として、向き合ってもらうわ!クロウ――――――貴方もZ組の仲間として、貴方とだって向き合ってもらうわ!」
「守護騎士として…………そしてトールズの教官として、お相手させて頂きます!」
シャロンとジークフリードの言葉に対してはアリサとトマスが答えた後フィー達に続くように戦意を高めた。
「クク…………大した啖呵だ。」
「お嬢様…………本当に成長なさいましたね。」
アリサの決意を知ったジークフリードは感心し、シャロンは複雑そうな表情で呟いた。
「――――――殿下、みんなも手筈通りここはあたしたちに任せなさい!」
「すぐに追いつく…………!」
「殿下達は先を急いでください…………!」
「…………わかった、ここは頼む…………!」
「みんな、絶対無理しちゃダメだよ…………!」
「必ずや追いつくがいい!」
「待ってるから…………!」
「武運を祈っているよ…………!」
サラとフィー、ラウラの言葉を聞いたオリヴァルト皇子、トワ、ユーシス、エリオット、アンゼリカはサラ達に声をかけた後ルトガー達を通り過ぎて先へ急ぎ、アリサ達はルトガー達との戦闘を開始した!
ルトガー達の相手をアリサ達に任せて先を進み続けたオリヴァルト皇子達だったが、更にある程度進むと最後の関門である鉄血の子供達――――――クレア少佐とレクター少佐が待ち構えていた為、次に足止めするメンバーを決めた後レクター少佐達の所に向かい、レクター少佐達と対峙した。
「皆さん…………オリヴァルト殿下まで…………」
「…………やっぱ来ちまったのか…………」
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