第七千九百四十二話 文字通りの巨人兵
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第七千九百四十二話 文字通りの巨人兵
プロイセンはドイツに昔のことを思い出しつつお話しました。
「昔の俺の上司の人で兵隊集めるの好きな人いたな」
「フルードリヒさんのお父上だな」
「ああ、親子中は最悪だったけれどな」
ドイツにこのこともお話します。
「兵隊集めるのが大好きでな」
「そして訓練をさせることもだったな」
「特に背の高い兵隊さんが好きでな」
それでというのです。
「街で背の高い人を拉致してな」
「兵隊にしたこともあったな」
「そんなこともしていたんだよ」
「イギリスみたいなことをしていたな」
イギリス海軍の恐怖の強制徴募隊です。
「それが許された時代か」
「今じゃ絶対に無理だけれどな」
「しかしそうしてだったな」
「背の高い兵隊さん集めてたな」
「それが趣味だったな」
「ロシアからわざわざ贈ってもらったりしてな」
背の高い兵隊さんにすべき人をです。
中には二メートル八十位の背丈の人もいたそうです、かつてプロイセンには文字通りの巨人兵がいました。
第七千九百四十二話 完
2019・8・13
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