お友達
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でね、毎晩裸同然のねーちゃんが踊るんだって!さっき町の人に聞いたんだ!だからさっさと夕飯済ませて、町に繰り出さないと!」
「何や!ダンスならウチがリュカはんの上で、幾らでも踊るねんで!」
「うん。それはまた今度楽しませてもらうよ」
本当にさっさと夕飯を済ませたリュカは、ウルフを伴い町へと繰り出す。
アルルとエコナは夜間営業の武器屋に行く為、男二人のお目付役はハツキになった。
「あー…楽しみだな〜!どんなダンスなんだろう?ブルンブルン揺れちゃうかな!?」
「もう!リュカさんエッチすぎです!ウルフもそう言うのが好きなの?エロガキね!」
ウルフは何も言えず黙り込む…
幼い頃から面倒を見てくれたハツキには、やはり逆らえないのだ。
「あ〜ら、素敵なお兄さん!ねぇ、パフパフしましょ。いいでしょ?」
リュカ達は不意に女性に声をかけられた。
「…パフパフ〜?」
怪訝そうなリュカ。
「…パフパフって何ですか?」
本気で知らない純情ウルフ。
「きっと如何わしい事よ。相手しちゃダメ!」
決めつけるハツキ。
リュカは女性の胸を注視して呟く。
「それで出来んの?足りなくね?」
「な!!失礼ね!」
「あの、パフパフって何ですか?」
「あら、坊やは興味あるの?お姉さんが優しく教えてあげるから、私の部屋に来ない?」
女性はウルフを妖しく誘う…
「よしウルフ!何事も経験だ!行ってこいよ!僕はベリーダンスを堪能してくるから!」
そう言うとリュカはその場を立ち去ってしまった…もちろんハツキも一緒に…
そして残されたウルフは、女性に手を引かれ彼女の部屋まで付いて行く事に…
大人の階段を登りきる事が出来るだろうか!?
ウルフに幸せは訪れるのだろうか!?
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