暁 〜小説投稿サイト〜
『Ash』
『夏の夜』

[2]次話


重くのしかかるもの
鋭く突き刺さるもの

降ろせない十字架と
外せない鋼鐵の足枷

ホラすぐ其処に在る
触れれば優しさと
闇の思念が渦巻く

こんな夏の夜は
脳も心も痛くて
叫びだしたくて

あの頃から一体何が
変わったと言うのか

一瞬で巻き戻る時間
何も変わらない想い

ねぇどうして
辛いままなの
ねぇどうして
変わらないの

どうして僕は未だ
乗り越えれない?



[2]次話


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