第二章
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高田駅では商店街やミスタードーナツにも行きましたがやはりダイエーでした、マンションとスイミングスクールの傍にあったそこはもう高田駅の象徴の様なもので可愛いお店も食べる為のお店もファッションのお店も何でもありました。
その中を歩いているとカップルがいちゃいちゃしていたりして高校時代色々あった僕は複雑な思いになったことも今はいい思い出です。
この三つの駅での思い出は今も僕の中にあります、ですがセピア色の思い出になってしまったことには理由があります。
もうどの駅前も寂れてしまいました、桜井駅の商店街は前に行った時は完全なシャッター街になってしまっていました。もう僕が入ったお店は一店もなくたこ焼きもラーメンもパンもお好み焼きも食べることは出来ません、ボーリングもゲームも出来ません。
八木駅の方は何といいましょうか。何もなくなった感じです。ロッテリアも駅前の本屋さんも古本屋さんも閉店し沢山のお店にシャッターがかけられ。
ニチイはそれ自体がなくなりヤマトーとなっています、あの七階建ての百貨店は何処にもありません。近鉄百貨店は旧近鉄ファンとして行く気には全くなれません。
高田駅も商店街は誰もいなくなってダイエーもなくなりました。あの建物自体はありお店も多いままですがダイエーがなくなるとやはり寂しいものです。
桜井は天理側の方は本屋さんもあり道も開けていてまだまだいい感じかも知れないです、このことはほっとしています。八木は駅のところにまだまだお店があり近鉄百貨店は行く気になれなくてもまだあります。高田駅は今お話した通りです。
ですが高校時代本当に辛いことばかりの中でその辛さを忘れる為によく行っていた場所は何処も寂しいことになっています、セピア色の懐かしい思い出は寂しいものにもなっています。僕の懐かしい思い出の中でもこの度はご存知の方にとっては寂しい思い出かも知れません。もう一度この三つの駅前が賑やかになることを心から願っています。もうバファローズのことから近鉄グループから完全に心が離れグループ全体の悪口ばかり言っていますがこのことは切実に願っています。
三つの駅前 完
2019・8・7
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